何気ないエクセルの表一つでも、
その人の資料作成スキルって如実に出ます。
仕事柄、表には結構こだわりがあります。
今日はエクセルでよく作られる
表を使った資料を考えてみたいです。
例えば、よくあるこんな営業データの表。
ひどい人だとコレですね。
もう、見た瞬間に「出直してこい!」
と言いたくなるレベル。。
どこが小計で、合計かも分からないという。。。
色も何も使わずに白黒一色!
ある意味潔さはありますが。。。
まあ、ここまでひどい人は少ないとして、
よくあるのがコレくらいの感じ。
悪くはないんですが。。。という感じですよね。
もう少し見栄えとか、
分かりやすさに対する意識が
ほしいな~というところです。
次のレベルになるとコレ。
ここまで来るとかなりの安心感がありますね。
もう言う事ないって感じです。
小計の中の罫線が点線になってるの気付きました?
この一手間入れるだけでだいぶ見やすくなります。
色も、考えて使っています。
合計に一番目立つ濃い背景に白抜き文字を使って、
小計にはそれぞれ違う色を使って「違うものだ」
という事をアピールしています。
かなり分かってるな〜となるのが次のレベルです。
何が前のやつと違うか分かりますでしょうか?
はい。罫線を最小限に残して削って、
色を付けるところもシンプルにしていますよね。
実は、罫線っていうのも立派な「情報」です。
だから、不要な情報がたくさんあると
それだけで見ているとちょっと疲れるんです。
だから、気の利いた人だと、不要な罫線は大胆に外して、
逆に注目してほしいところだけに
アクセントカラーの罫線を入れたりします。
このレベルだと、会社のIR資料なんかを
任せられるイメージでしょうか。
外部に出しても恥ずかしくないですね。
と言うわけで、同じ表一つとっても
色々と工夫の仕様があると思います。