ビジネスで扱う情報には
大抵、優劣があります。
Aという情報はBという情報よりも
重要なものである、などのケースがそうです。
AはBよりも重要なら、
資料上でも「断然VIP」な待遇を受けなければいけないものですが、
あまりそうなっていない資料ってよくありますよね。
これって、すごく勿体ない、と個人的に思います。
ほんのちょっと工夫しただけで、
すごく資料としての質が変わってしまうからです。
重要な情報が、(相対的に)大して重要でない情報と
同じような扱いを受けていると、
当然ですが全然目立ちません。
目立たないという事は、
「刺さらない」という事です。
大切なメッセージは何よりも目立つように、
また、聞き手に「刺さるように」しないと
プレゼンしている意味がなくなってしまいますよね。
なので、プレゼン資料を作る際は、
「大いに差別、区別をしましょう」
というのが私の考え方です。
主役には思いっきりスポットライトをあてて、
台詞も長めに、カメラもアップです。
一方の、脇役くんにはスポットライトは控えめに、
登場シーンは短く、場合によっては台詞をカットする、
究極的には「ご退場」頂く(笑)、という扱いで良いという事です。
なんとなく、日本人はこの辺の差別/区別が気持ち悪い、
と思う人が多そうですが。。。
でも、そこは思い切って、バッサリ!
やらないと結局、主役が目立たなくなってしまうので、
心を鬼にして差別、区別をしましょう。