ぷれぜん仙人です、
起業を考えている方から
よく聞かれる質問があります。
「起業で失敗しないためには
どうしたら良いですか??」
という質問です。
正直なところを言うと、
「そんな方法はないですよ!」
というのが回答になります(笑)
いや、コンサルなんだから
そこを何とか教えてください!
という声が聞こえてきそうですが、、、
残念ですが、
失敗しない起業法はありません。
ドクターXの大門さんみたいに、
「私、失敗しないんで。」
とクールに決めたいところですが
なかなか難しいのが現実です。
私たちは学校教育で「正解」と「不正解」
みたいなことを散々教え込まれてきたせいか?
失敗(=不正解)をやたらと恐れている
傾向があります。
もしかしたらサラリーマンとしては、
それは正しい考え方かもしれません。
失敗を少なくして、間違いのない無難な
成果を出している人が上に上がっていく
時代がずっと続いてきたからです。
(今後もそうとは限りませんが・・・)
でも、
起業をして自分でビジネスをやっていくので
あれば、失敗は避けられません。
私も、起業したての頃から
失敗は「数えきれなく」しています。
泥まみれになり、傷つきながら
やっていくのがビジネスです。
これは
私に限らずソフトバンクの孫さんみたいな
「天才経営者」でもそうです。
孫さんくらいのレベルでも、
小さいものから大きいものまで
数えきれないくらいの失敗をしています。
(最近も投資関係で巨額の損失を出しましたね)
ビジネスで重要なことは、
「失敗しないこと」ではなく
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小さく失敗をしながら軌道修正をしていくこと
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だと私は思っています。
一生懸命、パソコンの前で事業計画を
考えていても本当の正解なんてわかりません。
現場に出て、実際にビジネスをして
「初めて見えてくる景色」
というのが必ずあるものです。
起業して失敗したくない!
完璧な戦略/戦術を見つけたい!
という風に思ってしまうのも
気持ちはわからなくはありませんが、、、
ある程度考えたら、
あとは小さく実行して、小さく失敗しながら
軌道修正をして精度を高めていくのがポイント
かと思います。
私自身も人にああだこうだと言えるような
体験も知識もありませんが、
やはりサラリーマン時代に副業を始めた
時からたくさんの失敗をしています。
不思議なもので、
失敗をして、その時は「最低最悪」
と思っていたものが
後になって振り返ると「最良の転換点」
みたいなになっていることもありました。
とは言っても、、、
「トライ&エラーを繰り返して
徐々に成功しましょう!」
と言われても、実際に行動できる人は
かなり限られてしまいます。
これだけだと不親切かと思いますので、
「失敗をできるだけ少なくする」ルール
についてお話ししたいと思います。
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ルール(1)うまくいっている人の真似をする
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これはすごく重要です。
え?そんなの当たり前じゃないですか!
すでに私もやっていますよ!
と思われるかもしれませんが、
私たちは意外と「真似」ができないです。
正確に言うと、
マネはするけど、ちゃんとマネをしないんです。
部分的にマネをしようとします。
例えば、うまく行っている人に
アドバイスをもらうとします。
その人から、
「FBで情報発信をして集客しています」
みたいなことを教えてもらい、
これまでやってきたことも詳しく教えて
もらったとしましょう。
でも、
そこで多くの人は
自分がやりたいこと、
できる範囲のこと、
安全地帯で傷つかないこと、
だけをチョイスするような
真似の仕方をしてしまうものです。
例えば、その人が
○友達を5000人にするために
友達申請を毎日100人やった
○毎日1時間を使って専門分野に関する
記事を半年間、毎日投稿し続けた
○友達の多い人にどんどんいいねを
したりコメントをしたりした
みたいなことをやってたとしても、
それをそのまま真似するのではなく
「FBでたまに投稿する」
くらいの真似の仕方をしてしまうのです。
内容面でも、エネルギー量の面でも
全然真似していないのです。
これでは、結果が出ないのは当たり前です。
やりたくない、怖い、めんどくさい
といった理由でちゃんとマネを
しないのが私たちです。
もし、うまくいっている先輩やメンターなどに
教えてもらったことがあれば
「愚直に真似をする」
ということを試してみると良いです。
たぶんですが、けっこうな確率で結果が出ます。
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ルール(2)変なプライドは完全に捨てる
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ビジネスをやる上では、
変なプライドは早々に捨てることを
オススメします。
傷つきたくない、失敗したくない、
人に頭を下げたくない
みたいなプライドは持っていても
何のメリットもありませんし
そもそも、1円にもなりません。
ビジネスではお金を稼ぐことを重要視
すべきです。
プライドをたくさん持つと、
お金がたくさん稼げるなら
私もそうしますが、、、
それと、プライドが高い人は学習ができません。
失敗しそうなことはやらないし、
どろくさいことも嫌いだし、
人に頭を下げて教えてもらうのも嫌いです。
それでささやかなプライドは
守られるかもしれませんが、、、
それ以上に大きな学習機会を失う
可能性が高いと思います。
私も会社員時代はプライドがありました。
でも、
起業して散々失敗したりしたことで
プライドなんてものは
持っていても仕方がないな、、、
と気づきました。
プライドは外に向かって守りに使うもの
ではありません。
内に向かって、自分を向上させるために
使うのが良いと思います。
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ルール(3)自分の戦う土俵をとにかく絞り込む
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これもめちゃくちゃ重要です。
多くの人はこれができません。
ボンヤリした、広い分野で勝負しようとします。
「財務コンサル」
とか
「集客コンサル」
とか
「ITコンサル」
みたいな「ボンヤリした旗」
を掲げてしまいます。
厳しい言い方になりますが、
そんなんじゃ、誰もよってきません。
もっと絞り込んで、尖って、ユニークな
旗にした方が良いです。
、、、と
まだまだお話しすることが
たくさんあるのですが、
長くなってしまったので今日のところは
ここまでにしたいと思います。
ぷれぜん仙人