ぷれぜん仙人です、
今日は情報発信についてのお話です。
「個人の時代」と言われて、たくさんの人が
”情報発信”をするのが現代です。
しかし、
その中で”空気にならない”ためには、
「ポジションを取る」ということが欠かせません。
今日のブログではこのポジショニングの
重要性についてお伝えしたいと思います!
コロナ騒動とテレビの評論家たち
連日、コロナウィルスの被害が拡大しています。
近日中にロックダウンが実施されるか否か?
という瀬戸際の状況です。
私たち一般市民は、できる限りの対策をしておく、、、
くらいしかないのですが、、、
”リーダー”は厳しい決断を迫られます。
あらゆる選択肢の中でベストだ!
と思うものを、
限られた情報と時間の中で決断するのは
並大抵のことではありません。
よく、テレビとかネットの「評論家」の人が
訳知り顔で、
(後出しジャンケンの)評論・分析、
(責任ないがゆえの)”大胆な”提言
みたいなことをしていたりしますが、
誰だってセーフティーゾーンで、
責任のない状態であれば
あーだこーだ、
色々と言う事はできます。
しかし、
こうした評論家でもポジションを
取っている人といない人がいます。
「どちらにでも逃げれるポジション」
というのはポジションを取っていることに
なりません。
提言をするのであれば、
ハッキリとポジションを
明確にする必要があります。
日本人はポジションを取るのが苦手
日本人はこのポジションを取る、
というのが苦手です。
ポジションを取るって何ですか?
と言うと、
白黒ハッキリ、
自分の立ち位置を明確にする
ということです。
コロナウィルスのロックダウン問題であれば、
「実行すべき」or「実行しないべき」
という明確な意見がない人は
「ポジションのない人」という事になります。
もちろん、
これは「国家レベル」の意思決定であり、
一般人がそんなポジション取らなくて良いのですが、、、
(逆に、変なインフルエンサーとかが一時の感情や
IQの下がった思考で大衆を煽動したら迷惑です!)
問題は、そんな大きな話ではなく
自分自身の日常、自分自身の関わっている仕事、
自分自身のキャリア、自分自身の人生
などについても「ポジションを持っていない」
と感じる人がけっこう多い、ということです。
(サラリーマンの時は周囲の9割以上の
人がそんな人ばかりでした!!)
もちろん、
私自身も”きわめて平均的な日本人”ですので、
そういう傾向が強いです。
しかし、
ある時から何となく「意識的に」
ポジションを取らないといけないな。
と思うようになりました。
ポジショニングの重要性に気づいたキッカケ
たぶんキッカケはたくさんあります。
(副業を始めた、会社外の人とたくさん絡むようになった、
セミナーなどに行き始めた、起業を考え始めたetc...)
が、
なんとなく未だにけっこう強烈に
覚えているのが
伊賀泰代さん(元マッキンゼーのリクルート担当の方であり、
ちきりんさんの正体という”噂”の人)の書いた
『採用基準』という本を読んだ時のことです。
この本は一言で言うと、
「リーダーシップのない人間に価値はない!」
みたいな本です。
世の中の「勉強家」の人にある種の
「警鐘」を鳴らすような本でした。
当時すごく流行っていた、
ロジカルシンキングとか、MBA的な経営学の知識とか、
フェルミ推定で使う脳の使い方とか、、、
そんなもんよりも、とにかく
「リーダーシップ」がない人間は(マッキンゼーでは)
採用しません、無価値です!」
みたいな強烈なメッセージに溢れている本です。
そして、リーダーシップの一つの重要な要素
として彼女が指摘していたのが
「ポジションを取る」
ということです。
私はこの本を読んで、
「頭をトンカチで殴られたような衝撃」
を受けました。
リーダーというのは、組織やチームに1人ではなく、
何人もいても良い。
リーダーというのは、
組織が決めた役職名でも、役割でもなく、
一人ひとりが意識すべき立ち位置の話である
みたいな感じでした。
この教えは私のそれまで持っていたパラダイムを
強烈に破壊してくれました。
とにかく、
デキる人 = リーダーシップを持っている!!
リーダーシップ = 価値ある人間!!
というシンプルに?解釈した私は、
素直に、「よし!これからは白黒ハッキリ、
ポジションをとっていくぞ!」
と強く思ったのを覚えています。
というか、
そういう「前向きな気持ち」だけでなく、
ポジションのない人は”空気”になってしまう!
というような”危機感”も感じたのを覚えています。
ポジションのない人というのは、
”責任放棄”であり、”子供”である、
というような感覚すら覚えました。
”大人”として、これからの社会で必要と
される人間になるには、
「どっちでも良いです、みんなに合わせます」
はダメな生き方だな、と強烈に思いました。
そして、そうして変化したパラダイムで
世界を見直すと、当時自分の会社には、
「ポジションを取らない責任放棄の子供」
が溢れているような感覚になりました。
(自我が書き変わると見える世界が変わります)
まあ、これはサラリーマンの事なかれ主義、
と言ってしまえばそれまでなのですが、
これからの時代はそうも言ってられません。
組織が守ってくれる時代はもう、すぐそこに
「終焉」を迎えようとしています。
ポジションを取る = 全ての人に必須
このブログでけっこう色んな記事で
書いていますが、
今は「組織の時代」から「個人の時代」
に移り変わっていくターニング・ポイントです。
個人の時代においては、
一人ひとりがリーダーシップを持って、
自分の意見を持って、ポジションを取って
いくことが求められます。
それができない、
ということは、おそらくこの市場の中では
”認識されない人”になるということです。
ポジションのない人というのは、
「空気みたいな存在」です。見えないのです。
これは個人の「事業戦略」として極めて
重要なポイントです。
日本人は小さな頃から、
「和を持って尊しとなす」
的な価値観の中で育ってきました。
空気を読んで、空気を乱さないことを
強制されてきたので、もう細胞レベルで
「ポジションを取らない」人が多いです。
そういう人が集まった組織は面白くて、
誰も自分が主導権を取ろうとせずに、
「多数決」
みたいなことで意思決定をしようとします。
要は、多数決で決めてしまえば、
誰の責任でもなくなる、
というところがポイントなんだと思いますが。。。。
しかし、
そんな人はたぶんこれからの時代では
ニーズがありません。
ネット上で「インフルエンサー」と
呼ばれている人は、みんな何かしらの
ポジショニングを持っています。
ポジションのない人は空気なのです。
ビジネスマインドと
従業員マインドではかなり違いがあります。
個人の時代は、
あらゆる個人が「自分カンパニーの社長」
であることを求められる時代です。
自分でビジョンを持って、
自分で戦略を持って、
自分でプランを持って、
自分で自分をマネジメント
していくことが必要です。
その中では、「ポジションを取らない」
ということはすごく危ない行動になります。
稚拙でもなんでも良いからポジションを取る
では、どうしたらポジションを取れるように
なるのか??
というと、とにかく稚拙でもなんでも良いから
”練習”を私たちはしていく必要があります。
これは、
個人としてのキャリア戦略、市場価値を固める
というだけでなく、
- ビジネス戦略を考える時
- マーケティングを仕掛ける時
- コピーライティングをする時
- なんらかの情報発信をする時
あらゆる場面で求められることです。
私はコピーライターなので、
「ポジションを取らないコピー」は書きません。
常に、自分が「白組なのか、紅組なのか?」
というポジションを意識して文章を書きます。
なので、このブログを読んで、間違っている!
共感できない!と感じる方がでることはすごく当然です。
ポジションを取れば、反対意見の人が出ます。
もし、あなたが「私はポジションを取らない人だ」
と思うのであれば、今後は
白黒ハッキリした自分のポジションを取る、
ということも少し意識してみても良いかもしれません。
最初は慣れないと思いますが、
徐々に自分のセルフイメージに変わっていき
「ポジションを取れる人」
になっていくと思います。
ポジションを取ること(リーダーシップを取る)は、
これからの「個人の時代」においては必須のスキルだと思います。
ということで、今日は以上になります!
また、この「ポジションを取る」については
マーケティングやコピーライティングの観点からも
解説してみたいと思います!
こちらの本、オススメです!
今日は以上になります!
ぷれぜん仙人