ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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デザインの5つのルール【どんな人でも、「センス無し!」と言われなくなる鉄板ルール】

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ぷれぜん仙人です、

 

今日はデザインの話です。

デザインセンスが自信ありません!

 

という人は多いんじゃないかな?と思います。

デザインは大きく人の印象を変えます。

 

コンテンツが同じであれば、

優れたデザイン vs ダメなデザイン

 

があったときに、「けっこうな差」が生まれます。

 

ものすごく重要なテーマだと思っています。

今日は、「これさえ守ればOK!」という
5つのルールについてすごくシンプルに解説します。

めちゃくちゃセンスがある!
という風になるかは保証できませんが、

少なくとも、センス無い!と言われることは
金輪際、無くなる5つのルールになります。


それでは本題です。

まず、

私がデザインについて最重要のマインドセット

として思っているのが、

 

デザインはセンスではなくルール!

 

というものです。

 

デザインというと、

 

「私、センスがないんです!」

という風に自信がなくなってしまう人がいます。

 

しかし、少なくとも、

プレゼン資料、セールスレター、チラシなんかで使う
デザインにおいて「センス」は全く不要です。

 

必要なのは「知識」であり、「ルール」です。


デザインに自信がない人は、

センスがない!と嘆く前に

・知識とルールを学んでいるのか?
・しっかり厳格に運用できているか?


をチェックするようにしてみてください。

 

たぶんですが、

 

センスの前に、知識とルールが全然ダメダメ
というケースがほとんどです。

私自身、センスがあるか?と言われれば、

むしろ「全く、無い方」だと思います。

 
子供の頃にお洒落と言われた経験は皆無。
美術の成績もグダグダで、絵心ゼロ。

また、

学生時代に、バンドをやっていたのですが、

赤いギターに赤いTシャツを着てステージに

立っていたことがあるほどです(天然)。笑

 

しかし、

 

そんなデザインセンスがゼロの私でも、

プレゼン資料やチラシ、セールスレターなど

を自分で作ったり、

 

人にコンサルしたりすることができています。

 

なので、「ルールさえ学べばセンスはいらない」

ということをよく覚えておいてください。

 

デザインは分かりやすさのためにある


これも重要なマインドセットです。
デザインの目的は、華美な装飾ではありません。

美しさのためにあるのでも、
見栄えのためにあるのでもありません。

デザインを考える時には、

「このデザインによって分かりやすくなったのか?」

という問いを自分に発することが重要です。
私たちはアートをやっているわけではありません。

ビジネスをやっていて、

目的は「コミュニケーション」です。

デザインによって分かりにくくなるのであれば、
そんなデザインはゴミ!ということになります。

やらない方がマシなのです。

 

5つのデザインのルール

 

では、どうすればいいのか?

という5つのデザインルールです。

これさえ、守っておけばおかしなことにはならない、

 

むしろ、たぶんですが「デザインセンスありますね!」

と言われる可能性もあります。


言葉だけだと分かりづらいので、
「名刺のデザイン」を例に出して解説します。 

 

1、揃えるべきところを揃える

 

これができていると「プロっぽく見えます」

逆に、できていないと素人っぽく見えるのです。

 

例えば、こういう名刺があったとします。

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会社名、名前、住所や電話番号の情報が
揃っていないだけで、

なんかごちゃごちゃしてる!センス悪い!

 

という風に写ってしまいます。

例えば、左揃えにするだけでスッキリします。
デザインセンスもこちらの方が感じますよね。

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なによりも、「プロっぽく見える」
というのが重要です。

素人臭を消すことはデザインですごく
重要なポイントになります。

2、同じ”仲間”を近づける

 

情報にはグループがあります。
仲間は仲間で固めるのが原則です。

仲間同士がバラバラになっていると
分かりにくいです。

デザインにも秩序がない

という風に感じてしまいます。
例えば、こんな感じです。

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このデザインだと、

情報の塊が見えてこないので、
目をどこにやったらいいのか?

分かりづらく感じてしまいます。

しかし、

塊で仲間を分けると分かりやすく、
デザインを感じるようになります。

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どうでしょうか?

さっきよりも、見やすく、分かりやすく、
デザイン的にもセンスを感じると思います。

 

3、メリハリを付ける

メリハリがないと、
こんな感じでボンヤリします。

全て同じフォントで、同じ色で、
同じ太さだからです。

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メリハリを付けるためには、

目立たせるべきところだけを、

 

・大きな文字にする

・アクセントカラーをつける

・太字にする

 

などすると目立たせることができます。

 

プレゼン資料でも、チラシでも、
セールスレターでも、ブログでもそうですが、

 

「主役と脇役は差別すべき」

 

というのが基本コンセプトになります。

 

www.presen-sen-nin.com

 

映画とかドラマで、

 

主役とエキストラが同じくらい目立つとか

ありえないですよね?

 

それを、デザインでもやるべきだということですね。

例えば、こんな感じです。 

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会社名のところ、名前のところが主役であり、

住所やURLなどの情報が脇役、という位置づけが
デザインを通して訴えることができるようになります。

 

4、同じパターンを繰り返す

 

これは、

 

・フォントの種類

・色使いのルール

・画像のテイスト

 

などの一度使ったパターンを、

 

一つのプレゼン資料の中、

1つのセールスレターの中、

1つのブログの中

 

などで、

 

バラバラにしないということです。

 

違うテイストが入っていたら、

違和感を感じます。

例えば、こんな感じです。

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使っているフォントがバラバラなので
統一感がありません。

また、アイコンのテイストがバラバラ
なのもすごく素人感を感じさせます。

同じフォント、テイストに揃えると
一気にプロっぽい感じがしてきます。

 

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よくプレゼン資料などで、使っている画像の
テイストが同じ資料の中で変わってしまう人がいます。

これは、

ネットからGoogleの画像検索、複数の無料サイト
などでランダムに拾ってくると起こりがちです。

デザインの重要なポイントなので、
統一感には気を付けましょう!

5、とにかくシンプルにする

 

最後のルールです。
ごちゃごちゃさせないということですね。


ーーーーー

・使う色の数

・使うフォントの数

・使う画像の数

・使うアイコンの数

ーーーーー

などなど、

 

これらの要素が増えれば増えるほどに、

シンプルさが消滅します。

 

要素を増やせば増やすほどに、

デザインの難易度が上がると思ってください。

 

極端な話、

 

フォントは1種類、背景が白で、文字色は

黒、どうしても重要なところだけ赤!

というシンプルさで資料を作っていれば、

そんな「大怪我」する可能性は低いのです。

 

しかし、

 

たくさんの色、たくさんのフォント、

たくさんの画像などを使ってしまうと、

 

「センスあるデザイン」に落着させる上での

難易度は難しくなります。

 

要素を増やす = 高度なセンスが必要になる

 

という風に考えてください。

 

あなたが取るべき戦略はシンプルです。

デザインの要素を増やさない!

 

これに尽きます。

 

こちらも参考にしてみてください!

 

www.presen-sen-nin.com

 

デザインの道は、苦難の道


デザインというのは簡単な話ではありません。

今日お伝えした5つのルールはシンプルでは
ありますが、

厳密に運用しようとした瞬間に
苦難の道が現れます。

どうしても、「無意識で、自由にやりたい」
欲求が出てきたりもすると思います。

途中までやってルールが守られていないので
修正になることもたくさん出てきます。

しかし、

そこをグッと堪えて

厳密に適用していくことが重要です。

アップルのデザインもシンプルですが、
シンプルというのは「いかに難しいか」
がこの本を読むと分かります!
 

Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学

Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学

 

 

今日お伝えしたい内容を、もっと詳しく学びたい!
という方は、こちらの本をぜひ読んでみて下さい。

私はいろんなデザインの本で学んできましたが、
一番この本が本質的で、秀逸だと思います。

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

 

 

今日のまとめ

 

くどいですが、
デザインとは知識であり、ルールです。

デザインの5つのルール!

1、揃えるべきところを揃える

2、同じ仲間を近づける

3、メリハリを付ける

4、同じパターンを繰り返す

5、とにかくシンプルにする


センスは全く必要ありません。
ルールを学び、それを守る。

これだけで「大怪我」は絶対にしません。

しかし、守る、というのは案外難しいものです。

今日の記事を書いていて、
私自身全然ダメだな〜と感じてしまいました。

 

精進していきたいと思います!

 

今日は以上です。

 

ぷれぜん仙人


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