ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

(書評+要約)与沢翼『お金の真理』【お金に愛されるための「黄金のルール」】

与沢翼

ぷれぜん仙人です、

 

今日は書評を書いてみたいと思います。

(そう言えば初めての書評です!)

 

今話題の新刊、
与沢翼さんの『お金の真理』についてです。

そう。約10年ほど前に

「秒速で1億稼ぐ」「ネオ・ヒルズ族」
などのキャッチフレーズで一世を風靡した

あの与沢翼さんです。

 

私は、1年前くらいからなのですが、
与沢翼さんをかなりチェックしてます。

それまでは、

ーーーーー
・「秒速で〜」のフレーズの胡散臭さ

・成金、フェラーリ、オンナの印象

・小太りで高級スーツという出で立ち

・どうやら破産したらしい、という情報
ーーーーー

 

くらいの認識しかありませんでした。

「秒速で現れ、秒速で消えていったな〜」
みたいな。

正直、大したことのない”成金詐欺師”
くらいの記憶でした。

 

しかし、

 

去年、ある人からの勧めで

「心理機能(※)が同じだから
与沢翼さんを研究すると良いよ」

※ユング心理学の16個のタイプ理論

 

と言われたのをキッカケで、

『ブチ抜く力』

ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS)

ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS)

  • 作者:与沢 翼
  • 発売日: 2019/03/05
  • メディア: Kindle版
 

 
を読んだところ、
「ああ、この人ホンモノだわ」

と感銘を受けて研究がスタートしました。


過去の本をかたっぱしから全部読んで、

YouTubeであがっていた動画を
ほぼ見尽くして研究をしました。

そこで感じたのが、

10代からのとてつもない行動量と
圧倒的な結果


そして、

ここまで思考を深められるのか・・・

という行動力と思考能力に驚嘆しました。

それで”ちょっとしたファン”
になってしまい継続的にウォッチしていました。

 

”王道の成功法則”を与沢流に昇華

 

で、今回の本なのですが、

タイトルは『お金の真理』です。

 

一言で言うと、

「お金持ちになるためのマインドセット」
という感じの本になっています。


具体的なテクニックとかアクションの話ではなく、
ひたすら抽象度の高いマインドの話です。

お金持ちになるためのマインドとして、
多くの「お金持ち」が話しているような内容です。

しかし、

本で学びました!セミナーで聞きました!
みたいな机上の空論ではなく、

与沢さん自身のこれまでの

膨大な行動、失敗/成功体験を土台として、
彼自身の深い思考によって洗練された理論

になっているのが特徴です。

全ての理論には、なぜそういう結論になったのか?

という具体的な彼の体験エピソードが
語られていて分かりやすいですね。

私はすごく好きな系統でした。

もしかしたら、

具体的なテクニックとかアクションプランが
欲しい人には物足りないかもしれませんが、

すごく本質的で、普遍的な内容です。
(10年後にも20年後にも陳腐化しないような
 マインドの話ですね)

 

ある程度「読み手を選ぶ」気はするのですが、

 

圧倒的な勉強量、
圧倒的な行動量、
圧倒底な失敗量、
圧倒的な成功体験、

そして、

圧倒的な思考能力

に裏打ちされているので、
すごい説得力があります。

また、

浅い「金儲け」の話ではなく、人生全般に
応用可能な抽象度の高い話です。

私の中では近年、読んだ本の中でも
トップ3に入るくらいの良書でした。

 

世間一般の評価は?

 

ちなみに、他の人がどう評価しているのか?
もちょっと気になったので
Amazonのレビューを見てみると、

 

本日5/5時点で、こんな感じの
レビュー分布になっていました。

f:id:presen-sen-nin:20200608232608p:plain

トータルで星4.3点。


★5つが75%、★4つが3%なので、
かなり高評価、という感じかなと思います。

高評価のレビューについてはあまり興味なかったので
中身読んでいないのですが、

星1つの低評価レビュー(11%)を見てみると
なかなか興味深かったです。

 

「当たり前のことしか書いていない」

「ありきたりで抽象的」

「どこにでも転がっている情報」

「ただの反省日記」

「もっと深い話が聞きたい」

 
などのことが書いてあって、
正直、驚きました。

同じ本読んでも、
これだけ違う感想持つ人がいるんだな〜と。

もちろん、

私の意見が正しい!
というつもりは毛頭ないのですが。

 

この人たちには、こんな深い本質的な話が、
”こんなに表面的”に映ってしまうんだな〜と。

 

つくづく思うのですが、
読書というのは、

「読み手と書き手の共同作業だな〜」
と。

本のバリューは作品単体で決まりません。

読み手の興味、知識、思考能力、人生経験
などによって価値がかなり左右されますね。

(というか、本に限らず、セミナーでも映画でも
 料理でも小説でも、音楽でも”世の中全部”そう。)

 

どんなに素晴らしいことが書いてあっても、

それを読む受け手に「受け取る器」がなかったら
インパクトは何も生じないわけです。

デール・カーネギーの『人を動かす』
のような名著であっても

小学生に読ませたら、
価値が理解できないのと一緒です。

(あの本読んで★1つ付ける”大人”が
 いるので、本当に世の中面白いです。)


まあ、それは良いとして。
前置き長くなりました!

 

本の全体の構成

 

本の中身なのですが、
全部で6章構成の本です。

 

序章「欲望の日々」から学んだこと
→お金の怖さ、煩悩に振り回された結果の反省

 

1章 お金とは何か?
→”お金持ちの定義”の話

 

2章 お金を守る
→お金をつけ狙う人々からいかにして守るか?

 

3章 お金をつくる
→お金持ちになりたければ軍資金をつくれ!

 

4章 お金を増やす
→どうやってお金を稼ぎ、増やしていくか?

 

5章 お金に愛される生き方
→お金持ちのポジショニング、心得などの話

 

 

という感じの構成になっています。

・お金を無限に浪費してしまう人間の欲望
・お金持ちとはどういう人のことを言うのか?
・お金をいかに守り、軍資金を作るか?
・軍資金を使って勝負を仕掛ける
・稼いだお金を複利で増やしていく
お金に愛される人になる

というような内容が書かれている本です。

 

私は大して重要でない本については
速読で読むことが多いのですが、

 

この本については、赤ペン引きながら
じっくり読み込みました。

たぶん7〜8時間はかけて読んだと思います。

さらに、特に印象深かったところを
A4でまとめてプリントアウトしました。

それだけ価値のある本だと思います。

マインドの話なので、

「情報として持っているだけじゃ無意味」

であって、「潜在意識レベルに染み込ませる」
ことをしない限り自分のものになりません。


というわけで、

これから何度も読み返し、
自分の中に落とし込んでいきたいと

思っているのですが、

今回はいくつか、

特に私に響いたマインドセットを
ご紹介したいと思います!

 

美味しいところを厳選して紹介! 

 

欲望のブラックホールには近づくな


与沢さんはテレビに”秒速で億を稼ぐ男”みたいな
感じで出ていた時は、とにかく散財していたそうです。

マンション、高級車、高級時計、
女遊び、パーティー、、、

しかしこれらを求める欲望には

「どこまでいっても際限がない」

ということを言っています。
(説得力あります)

喉が乾いて海水飲んだら、もっと喉乾く

みたいな感じでしょうか。

私の経験でもちょっとだけ分かります。

私は「高級靴」を集めるのが趣味なのですが、
集めれば集めるほど、新しく欲しくなります。

欲望のブラックホールですね。笑

「足るを知る」という仏教でも、ヨガでも、
武士道でも、昔の人はみんな言っている

古くからの教えにいきつくわけですが、
知っているのと、できるのでは天と地の差
なので、、、

ちなみに、

今回コロナで思ったのは、「欲望の断捨離」
を強制的にやられると案外何も欲しくなくなりますね。

いかに、自分が不要なものにお金を突っ込んできたか?
を今回の自粛期間で悟った気がします。

 

短期的な損は長期的な得を生み出す


これは今回のコロナのようなピンチの時には
断捨離をして損、膿を出し切りなさい

ということを言っています。

それは短期的に考えると、「損」に
見えるものの、長期では「得」を
もたらしてくれるものだという話です

これは口で言うのは簡単なのですが、
本能に逆らうことなのですごく難しいですね。

私たちは短期的に得をして長期的に損をする
意思決定をしがちです。

短期的に損をする、というのは怖いのです。

ここからは私の解説ですが、例えば

サラリーマンがなぜ会社をやめないか?

というと、たぶん

短期的には「毎月、安定的に給料をくれる」
からです。

でも、長期的なことは誰にも分かりません。

トヨタが終身雇用は無理、と言っている時代なので、
5年後、10年後には

40代や、下手すると30代が
リストラの対象になってもおかしくない。

そう考えると、

フリーランスなどで自分を鍛える、
ということは

短期的に考えると「損」(給料の激減など)
になりますが、

長期的に考えると「得」(会社に左右されない人生)
をもたらしてくれたりもするのかな?

と個人的には思います。

 

お金は備蓄、備蓄はパワー

 

松下幸之助さんの
「ダム経営」の話が書いてあります。

好景気でうまくいっている時こそ、
不景気に備えて備蓄をしなさい

という話です。

が、

人間は、うまくいっている時は、
こういう備蓄の大切さを
ないがしろにしてしまいがちですが、

今回のコロナショックのようなことがあると、
「お金が備蓄されている人」と「されていない人」

で大きな差が生まれますね。


印象深かったところを引用すると、

一時的な収入が高くなった段階でそれをすぐに自分の実力と過信し、それが続くことを前提に生活水準を上げるのですが、そのような状態が続く可能性はまずないと考えてください。

 

お金を蓄えておいた人は、暴落のチャンスが訪れたときに、そこへ全力で投資することも可能になります。


ビジネスをやってお金を儲けたら、
それがいつまでも続かないという前提で
「守る」ことの重要性を説いていますね。

また、そうして守ることで、今回のコロナショック
のようなときに「攻める」こともできるわけです。 

私は投資をやっているので、

「リーマンショックで財をなした」
という人の話はよく聞き、

「自分も次のチャンスでは・・・」

と思っていました。

しかし、

現実は、ずっと相場にお金を突っ込んでしまい、
今回のようなチャンスになっても大きく投資するどころか、

「ピンチになって、ダメージを受けて退場」

みたいなことになってしまいました。
(かなりのダメージで損切りしました!)

私たちは「ポジティブ思考」で何とかなるさ、
と考えてしまいがちです。

しかし、

「徹底的なネガティブ思考」

こうした有事に備えることの
重要性を今回の件でかなり痛感しました。

どんな天変地異があるかもしれませんし、
経済的なクラッシュがあるかもしれませんし、
病気で倒れるかもしれませんし、、、

 

 危機感を持つ事こそが成功のためのスタートライン


という言葉は胸に響きました。

私はスタートラインに立っていなかったな、
と感じています。

 

人脈はお金を奪っていく「負債」となる


与沢さんは過去には派手な人間付き合いをしてきた
ようですが、海外に移住する際に、

「全て損切り」したと書いてあります。
人間関係の損切り、というのが面白いです。笑

友人付き合いも、ビジネス上の人付き合いも、
結局はトータルで考えるとマイナス!

というのが彼の結論のようです。

人が集まれば集まるほどトラブルや人災も起きやすくなります

 不特定多数との浅い交友関係は思考回路そのものを薄っぺらくする 
人間関係は最終的には負債でしかない

この背景には、

彼が窮地に陥った時に、

「誰も助けてくれなかった」 
「潮がひくようにみんないなくなっていった」

という過去の経験が
大きく作用している気がしますが、

「人間不信」みたいなセンチメンタルな
判断ではないと感じました。

徹底的に合理的な思考によって精査した上で、
「不必要」という判断なのだと思います。

私にはこの境地は分かりませんが、
確かに思うのは、

「一人で仕事をしていたら邪魔されない」

という事ですね。

色んな人と一緒に仕事をしていたら、

・能力的に足を引っ張られる
・くだらない人間感情のいざこざ
・思いもよらぬところでの裏切り

とかありますからね。

真の金持ちになるには”再投資”が常識


金持ちになりたかったら、

稼いだ分、増えた分を”複利”で
増やしていかないといかん

という話です。

例えば、
100万円を投資して4%のリターンを得ると
4万円が手に入ります。

しかし、

これでディナーに行くとか、温泉旅行にいくとか、
洋服買うとか、やっている人は

絶対に金持ちになれないということです。

(私は株や副業で儲けた分を全部使ってました、、、)

複利による”スノーボール効果”が巨大に発揮されて
くるまでは儲けた分は全額、再投資。

そして、大きく儲けてからも、その溢れた利益の
一部分だけを使う、

というのが金持ちへの道です。

「純資産1億円」のコップからあふれた水だけをすする

 

ということを与沢さんは勧めています。

純資産1億の資産が構築されるまでは、
全額再投資しろ、という話です。

そして、1億貯まったらタワマン!とかは
絶対NGの行為です。

1億の資産からもたらされる
インカムゲインの”一部だけ”

を使って贅沢をしろという話です。

気が遠くなりそうですが!
覚えておこうと思います。 

 

「富の源泉」に近いポジションを取れ

本を通じて繰り返し主張されているのが、

「資本主義はカモの連鎖」

ということです。

自分が儲けたら、ラッキー!と思いますが、
実は、その裏でもっとたくさん儲けている人がいたり、
儲けた人がまた誰かのカモになったり、、、

自然界の弱肉強食みたいな感じですね。

なので、

ピラミッドの上の方に自分をポジショニング
しないと金持ちにはなれません、

ということです。

重要な部分をそのまま引用しますと、

 

たしかに、お金は天下を回っているものである以上、そのお金の流れにあなたや私が介在する方法はいくつも思いつくわけですが、その介在の仕方にはコツがあるということなのです。

あなたや私が儲けているとき、もっとさらに大きく儲けている人たちが背後には常にいるということ。

この原理をわきまえていないと、いつまでたってもカモのままになります。


例えば、最近は「有料note」とかで大きく
儲けている人がいたりしますが、

一番儲けているのはプラットフォームを
運営している企業なわけです。

アドセンス広告で儲けているYouTuberやブロガー
の背後には、比較にならないくらい儲けている
Googleがいるわけです。

そして、そのGoogleの中でも一番儲けているのは、
創業時から株を持っている人なわけです。

しかし、

そんな彼らも、さらに”上の組織”からは
カモにされている、、、

みたいな連鎖のことですね。

ちなみに、卑近な例ですが

私は企業向けのコンサルや、
プレゼン資料の作成なんかの仕事もしています。

が、

 

「富の源泉」に近いか?
というと「相当遠いところ」で仕事を
しているのは間違いないでしょうね。

私のコンサルティングで大きな売り上げが
上ろうが、プレゼン資料で大きな受注が入ろうが
私に支払われる金額は変わらないわけで、、、

仕事をしていく上で、

富の源泉に近いところ、というのは

これからもっと意識していこうと
思います。

 

まとめ

 

というわけで、今回は与沢翼さんの新刊
『お金の真理』のご紹介でした。

これからの個の時代において「経済的成功を掴みたい」
気になった方はぜひ読んでみてください!

ビジネスで仮に一時的に成功をおさめても、
「簡単に転落してしまう」のが世の常だと思います。

膨大な失敗経験をして、かつ、実際に成功を収めている
与沢さんだからこそ語れる、リアリティのある成功法則
になっています。

税込み1500円くらいですが、

少なく見積もっても10倍以上の価値
あるんじゃないかな?と個人的には思いました。

お金の真理 (単行本)

お金の真理 (単行本)

  • 作者:与沢 翼
  • 発売日: 2020/04/23
  • メディア: 単行本
 

 
前作のこちらもオススメです。

「行動できない・・・」と悩んでいる人には
すごい背中を押してくれるようなエネルギーに
あふれた本です。

ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS)

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  • 作者:与沢 翼
  • 発売日: 2019/03/05
  • メディア: Kindle版
 


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聴けるようになりました!

音声のみなので、通勤時間、家事をしながら、
などの「ながら学習」に活用いただけます!

今後、どんどんラインナップを増やしていきます
ので、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!^ ^

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今日は以上です。

 

 ぷれぜん仙人

6月追記

与沢翼さんファンの方は、
こちらの記事もチェックしてみて下さい!

www.presen-sen-nin.com