ぷれぜん仙人です、
今日は「勇者ってどういう人か?」という
ことについて考えてみたいと思います。
そう、ドラクエとかで出てくる、あの勇者です。
これからは「個人の時代」です。
組織に依存していて何とかなった時代は
少しずつ終焉を迎えつつあります。
一人ひとりが勇者になる時代です。
勇者とは、勇気を持って、冒険に出る人です。
困難にぶつかってもラスボスめがけて歩みを
やめない人です。
誰かに守ってもらおうとか、
大企業の中で甘い汁吸いたいとか
そういう人々とは全く異質な人種です。
こう言うと、
「いや、私は勇者じゃなくていいです!」
という人も結構いると思います。
が、
自分で望む望まないに関わらず、
勇者になる事を社会から強制される
可能性は十分にあると思っています。
だって、リストラされて次が無ければ
自分でフリーランスに
なるしかありませんからね。
実際、アメリカでは既に50%の人が
フリーランスなわけです。
日本でも、年々増えてきていましたが、
この”コロナショック”が大きな起爆剤に
なり、変化が加速します。
この動きは元に戻ることはなく、
むしろ年々、加速していくのが必然でしょう。
フリーランスとか経営者とかになって
成功したかったら、
「勇者のマインドセット」
を持っているかどうか?
はすごく重要だと思います。
というわけで、
勇者 = これからの時代に活躍できる人
の特徴を考えてみたいと思います。
私がこれまでの人生で
色々な優秀な方、成功者を見てきて
思うことなのですが、
「勇者」になる考え方・行動様式
と
「その他大勢の町人」になる
考え方・行動様式
では「結構な差」があると思うのです。
完全に私の主観ですが、
”テレビゲームの勇者”と絡めながら
考えてみたいと思います。
全部で7個あります。
1、勇者は、準備ができていなくても旅に出る
「○○ができたら△△をやります」
みたいなことを言う人がいます。
要するに、
自分には準備ができていない。
もう少し準備ができたら、やるんですけど・・・
みたいな考え方です。
しかし、よく考えてみてください。
ドラクエでも、ファイナルファンタジーでも
主人公は「レベル1」で冒険をスタートします。
ボスと戦う時はレベル50とかになってる
かもしれませんが、冒険に出る時はレベル1です。
明らかに「準備不足」も甚だしいです。笑
もっと修行しておけよ!とツッコミたくなります。
しかし、
これが勇者の本質なのでしょう。
この準備ができたら〜というのは、
「レベル20になったら冒険に出ます!」
みたいな考え方です。
そういう人に限って、レベル20になったら、
今度は「30にならないと冒険出れません!」
とか言い出します。キリがありません。
残念ながら、こういう人は「町人」確定です。
スティーブ・ジョブズがアップルを創業した時に
準備万端だったか?というと、
たぶん準備不足だったと思います。
こういうの見ると分かりますが、
相当な行き当たりばったりです。
孫正義がソフトバンクを起業した時も
準備不足でした。
孫さんは創業後、2年間、何も営業せずに
”事業計画”を練っていたそうです。
日々、固定費でキャッシュが溶けていく中、
うーん、うーんと戦略を考えていたそうです。
準備なんて、いつまでたっても終わりません。
もちろん、起業とかやるのに準備不要か?
というとそうではないと思います。
天才と比べてもしょうがないので、
我々凡人はある程度準備しても良いでしょう。
ただ、準備をしても構いませんが、
冒険に出る気が本気であるなら、
期限を切った方が良いですね。
起業をしたいな〜
とか言いつつ覚悟がないと、
「リストラされるまで会社にいる人』
になってしまいます。
・リストラされて強制的に海に投げ込まれる
・自分の意思で大海原に飛び込む
のでは、だいぶ違いがあります。
私は会社を辞める2年前に、「退職する日」
を決定しました。
実際はちょっとズレたのですが、
退職する日を決めておくと同じ準備、勉強を
するにしても、
気合と情熱が変わってきます。
ただ、最後は「見切り発車」です。
完璧な準備なんてものは永遠に
できませんので、あるところで、
勇気を持って冒険に出るしかないと思います。
2、勇者は、1人でも旅に出る
「仲間がたくさんいればやるんですけど・・・」
みたいな人がいます。
(サラリーマンの時、こういう人、
腐るほどいっぱいいました!)
残念ながら、その時点で「町人」確定です。
勇者は1人でも旅にでます。
ゲームでは最初からパーティーがいる
「パターン」もありますが、
勇者は基本、最初は1人でしょう。
旅に出るから仲間が見つかるのであって、
仲間が見つかったら旅に出るのではありません。
色んな創業者の話などを読んでいると、
大きな挑戦をしよう、世界を変えよう
という「大きなビジョン」に引き寄せられて
あとから仲間が集まってくるのだと思います。
たぶん、
仲間がいないと何もできません。
というチキン野郎、能無し野郎には
仲間は集まってこない気がします。
まずは、
1人で何かスタートすることが重要です。
それは副業でも、実際起業してからでも、
会社内のプロジェクトでもそうだと思います。
自分の決意、取り組みが本気であれば、
たぶんそのうち仲間が見つかります。
3、勇者は、できない事に挑戦する
・私のできる範囲で頑張ります!
・私にできることがあれば言ってください!
みたいな人がいます。
町人確定!のマインドセットです。
こういう人は、
そもそも頼りになりません。
勇者になれないのはもちろんとして、
たぶん、勇者のパーティーにも
入れてもらえません。
戦力外です。
「町で応援していてください!」
と言われてしまいます。
筋トレと一緒で、
「できないこと」に挑戦しないと
レベルは上がりません。
できることだけやろう、と思っている時点で
マインドが三流、四流だということを自覚
すべきだと思います。
とは言っても、
人間できないことに挑戦するのは
嫌なものです。
失敗しますし、勉強たくさん必要ですし。
でも、
勇者になるような人は常に
”ストレッチ”が基本
だと思います。
現状維持というのは町人のやることです。
勇者は、次の村、次の町、、、
という感じで冒険しながら、
新しい敵と戦いながら、
どんどん強くなります。
町で、安全地帯で、のんびり、
できることだけやっている人とは
差が開く一方なのです。
というわけで、
”できることだけ”やり始めたら人生終わりだな、
と私は自分に言い聞かせています。
常にチャレンジ、進化していきたいです!
4、勇者は、先頭に立つ
サラリーマンの時、
陰からこそこそ見ていて、
「(プロジェクトがうまくいきそうだったら)
後から参戦します!」
みたいな人がいました。
そういう人は、「ザ・町人」です。
冒険は、うまくいくかどうかなんて分かりません。
”完璧な勝算”を持って事業を
立ち上げる人なんていません。
ほとんど霧の中を進むようなものです。
いたとしたら、
たぶん経験が乏しいだけの無知か、
本気の天才のどちらかでしょう。
矢面に立ってモンスターと戦うのが勇者です。
勇者(=リーダー)とは常に先頭を
歩く人々のことを言います。
先頭に立つ人はリスクが常にあります。
リスクが無ければやります!
みたいな人がいますが、
リスクがなくなったことをやるのは
勇者ではなく町人です。
事実、
ビジネスをやる上では「先行者優位」
というのがどんな分野でも必ずあります。
今、YouTuberで稼ぎまくっている人も、
勇者だったから稼いでる人が多いです。
元からの知名度、コンテンツがある
芸能人、ミュージシャン、アスリート
なんかは別にして、
”ごく普通の一般人”が
今年、来年からYouTuberをスタートしても
彼らのように稼ぐチャンスは”ほぼ無い”
と言って間違いありません。
それは、
今後出てくる新しいビジネスでもそうです。
稼ぎたければ、勇者になるしかないのです。
そして、
先頭に立ちたくない、リスクを引き受けたくない、
というマインドでは絶対に勇者になれません。
5、勇者は、お金を稼いだら再投資
勇者はモンスターと戦ってお金を稼いだら、
それで豪遊したりしません。
新しい武器、防具、魔法に再投資
というのが勇者の基本です。
お金を稼いだら、パーティーして、高級車乗って、
高級時計つけているような人は
たぶん、
なんちゃって系の人で、
本気の勇者ではない気がします。
私はまだ全然、「大金を稼ぐ」
というような経験がありませんが、
サラリーマンと違って、
自分でビジネスをやるメリットは、
「大きく稼ぐチャンスがある」
ということだと思います。
しかし、
そこで稼いだお金を
「ビジネスに再投資」しなかったら
本気の勇者にはなれないと思います。
ビジネスにおける再投資なので、
人材、設備、広告費なんか
になるとは思うのですが、、、
ちなみに、
私はサラリーマンの時に、副業で稼いだお金を
「高級靴」に再投資していました。。。
10万以上の靴が15足くらいあります。
完全に馬鹿でした。。。
あの時に、
ホームページとか、株式会社設立とか、
リスト獲得のための広告費とか、、、
そういうところに再投資をしていたら、
「現在」はかなり違っていたんじゃないかな?
と反省・後悔をしています。
6、勇者は、死んでも復活してまた戦う
これ、めちゃくちゃ重要だと思います。
勇者になるような人って、
「死ぬ」経験を必ずしてます。
もちろん、
文字通りの意味じゃなくて。
普通の人だったら、”死にたくなるような”
致命的な、絶体絶命のピンチ
みたいなイメージです。
こういう系のやつです。
サービス撤退3回、創業メンバー解散、完全キャッシュアウト、投資の白紙、個人補償の借金億単位を経験してるのですが、絶望を繰り返しすぎると快感に変わってきてシャワー浴びてると突然「フハハハッ!上等じゃねぇか、やってやるよ...!!」と厨二病末期の高笑いしだすことはあまり知られていません。
— マコなり社長 (@mako_yukinari) 2018年5月15日
私なんかのレベルだと、
「大したピンチでもない苦境」
でノックダウンされたりしますね。。。
しかし、
本気の勇者になりたかったら、
そんなピンチくらいでメンタル揺らいでちゃ話に
ならないな〜と最近強く感じています。
今は、コロナ・ショックでそれこそ、
「シャレにならない苦境」を味わってる
中小企業の社長さんとかいると思うんですね。
それでも、
どんな手段を使っても、この苦境を乗り切る。
また、乗り切れなくて、廃業しても、
復活してまた立ち上がる。
ということが本気の勇者になる上では、
重要なことだと思います。
勇者には失敗、ピンチはつきものです。
が、心さえ折れなければ、
何度でも立ち上がれば良いと思います。
7、勇者は、町人の非難に屈しない
勇者になると、町人から非難されることが
たぶん避けられません。
「町人」の中には子供みたいな人がいます。
年齢に関係なく、アダルト・チルドレン
みたいな人です。
ゲームの中でも町人はお気楽ですが、
現実世界でも
そういう人は、
結構、好き勝手な批判や評論をしてきたりします。
自分がステージに上がっていないので、
観客席から好き放題言えるんですよね。
(そして、すごく正しいことを言っていると
本人、思い込んでいたりします。)
で、
個人の時代に勇者になって、目立つと、
必ずそういう町人から避難を浴びたりします。
SNSとかで意味不明な喧嘩をふっかけられたり、
イチャモンつけられている人も見かけます。
私とか、あんなのされたら、
一瞬で心折れそうです。
それでも、
本気の勇者になろうとしたら
屈してしまってはダメですね。
こういうのは、
「予測」しておくと良いと思っています。
人間は、「想定外」が起こると
ダメージを強く受けます。
しかし、想定内であれば、
「ああ、例のやつ来たか」
という感じで、
かなりダメージが軽減されます。
話それましたが、コレはすごく重要ですね。
人に裏切られたりとか、
騙されたりとか、
仕事が急になくなったりとか、、、
色々、起こりえますので、
「予測」しておいて「想定内」にする
ことは重要かと思いますね。
・・・・
というわけで、まとめです。
私の独断と偏見による「勇者のマインドセット」
ーーーーー
1、勇者は、準備ができていなくても旅に出る
2、勇者は、1人でも旅に出る
3、勇者は、できないことに挑戦する
4、勇者は、先頭に立つ
5、勇者は、お金を稼いだら再投資
6、勇者は、死んでも復活してまた戦う
7、勇者は、町人の避難に屈しない
ーーーーー
の7つでした。
個人の時代に活躍したい!という方は、
参考になるものが、
あれば取り入れてみてください。
私は、全部ダメ!
という感じなので、
反省して精進していこうと思います。
ぷれぜん仙人