ぷれぜん仙人です、
今日は異色ネタです!
湯シャンって知ってますか??
私事ですが、去年の10月から
シャンプーをしていません。
汚いっ!くさいっ!
と思うでしょうが、
そんなことありません。
正確に言うと、
シャンプー剤を使っていない
だけで毎日しっかり洗っています。
聞き慣れない方もいるかもしれませんが、
湯シャンとは、
シャンプー剤を使わずにお湯のみで
髪、頭皮を洗う行為を言います。
今日はこの湯シャンについて、
- なぜ、湯シャンに切り替えたのか?
- どんな、メリットがあるのか?
- どうやって、やるのか?
- 湯シャンに移行するポイントは?
などをお話したいと思います!
もちろん、
今日の記事はかなり読者を
限定することを承知しています。笑
想定読者は以下の3パターンの方のみです。
1、頭皮トラブル、”シャンプー難民”歴の長い方
2、湯シャンに興味あってチャレンジしたい方
3、雑学としての知的好奇心が出てきた方
というわけで、
上記以外の人はいなくなった!
という想定でスタートします。
湯シャンとは何か?
湯シャンとは簡単に言うと、
シャンプー剤を使わずにシャワーのお湯のみで
頭皮と髪を洗い洗浄する方法です。
特に難しい事は何もなく、
とにかく「シャンプーを使って洗わない!」
というところがポイントです。
そんなんで汚れ落ちるの?
と思うでしょうが、
38度くらいのお湯で頭皮を数分間、
もみ洗いするだけで、汚れの8割は落ちると
言われています。
さらに言うと、
頭皮が脂でベトベトになるのは、
シャンプーで過剰に皮脂を取っているから、
体の防衛反応で過剰に皮脂が分泌される!
というのもあります。
CMで皮脂をごっそり取り除く効果を
うたったシャンプーの映像を見たこと
あると思いますが、
あれこそマッチポンプです。
あんなシャンプーで洗っていたら、
異常に皮脂が分泌されて、ちょっと風邪で
お風呂入れなかったら髪がテカテカ、
なんてことになるのです。
なぜ湯シャンを始めたのか?
私は人生ずーっと、シャンプー難民でした。
中学生くらいからずっと頭皮のトラブル
に悩まされてきました。
「脂漏性皮膚炎」といって頭皮に皮脂が過剰に
分泌してしまい炎症が起こる症状がありました。
皮膚科に行ってもステロイドの薬を出されるだけで
塗っている間は一時的に症状が改善しますが、
根本的な解決策には至らず。
その後、東洋医学的なアプローチで体質改善
を行ったことによってこの問題は解決しました。
(詳しいことはこちらの記事に書きました!)
が、
頭皮が敏感で、乾燥肌ということもあり、
シャンプーが合わないとすぐに湿疹が出る!
冬になるとフケが止まらない!かゆい!
などの症状で苦しみました。
それで、
ありとあらゆるシャンプーを試しました。
医薬部外品、ノーシリコン、無添加、天然原材料、
オーガニック商品などなど。
中には本当に天然原材料のみで作られており
冷蔵庫で保管しないと腐ってしまうような
要冷蔵・賞味期限付のシャンプー
すら試したことがあります。
しかし、、、
本当に納得のいくシャンプーは
どれだけ探しても
見つけることができませんでした。
半ば諦めた形で、昨年の10月までは
ジョンマスターオーガニック
のシャンプーを使っていました。
しかし、これにも満足がいってなくて
毎日きれいにシャンプーをしていても
頭皮が乾燥してしまい
フケがボロボロと出てくる感じでした。
特に冬がひどくて、
サラリーマン時代はスーツを着ていたので
スーツの肩口に浮気が落ちていないか?
常に気にしていなければならず、
めちゃくちゃストレスでした。
で、
数年前にこの湯シャンを
インターネット上で知ったのですが、
数日間試してみてもうまくいかず、
記憶の彼方に消えていました。
しかし、
ある美容師の方から湯シャンの話を聞き、
再度チャレンジしてみよう!
と思い立ちやってみたのがキッカケです。
湯シャンのメリットは?
では、湯シャンにはどんなメリットがあるのか?
完全な私の個人的意見ですが、4つあります。
1、時間が圧倒的に節約される!
2、頭皮の健康が取り戻される!
3、大幅なコストカット!
4、スタイリングが楽!
順番に説明します!
1、時間が圧倒的に節約される!
湯シャンはとにかく楽です。
シャンプーをする場合は、
- 髪、頭皮を濡らす
- シャンプーをする
- すすぐ(残りのないように入念に!)
- コンディショナーをつける
- すすぐ
とたくさんの工程があります。
特に、③のすすぎ残しのないように!
は私にはすごくストレスでした。
しかし、
湯シャンの場合は、
①お湯でもみ洗いする!
以上になります。
何も付けないので、すすぎ残しも
なにもありません。
シャンプーの時間が
すごく効率化されました!
これは男性・短髪の私でもなので、
女性なら”もっと”でしょうね。
2、頭皮の健康が取り戻される
これが最強のメリットです。
シャンプーという「不自然なもの」
を使わなくなると、
頭皮が健康状態に戻る感じがあります。
あくまで私個人の体感、意見ですが、
- 脂で髪がテカテカしない
- かゆみ、フケが出ない
- 発疹などの頭皮トラブルがない
- (シャンプーしていた時より)臭くない
ようになりました。
そんなアホな!と思うかもしれませんが、
本当です。
私たちが1つ認識すべき事は、
この宇宙に”神様”がいるとして、
神様は人間をシャンプーをしないと
頭皮の清潔さが保たれないようには
設計していない、
ということだと思います、
自然界でシャンプーをする動物
は人間だけです。
他の動物は、水浴びや毛づくろいなどで
髪や肌を清潔に保つことができています。
さらに言うと、
人間がシャンプーで髪や頭皮を
洗うようになったのなんて、
長い人類史の中で考えれば、
ほんのちょっと前からの出来事です。
驚くべきことに、1950年代ですら、
日本人が洗髪をしていたのは
「月に1〜2度」という話です。
(シャンプー - Wikipedia)
シャンプーは人間の髪や頭皮
にとっては「不自然」なものです。
本来、自然にバランスを保つように
できている人間の頭皮を、
不自然なシャンプーによって
過剰に皮脂を取り除いたり、刺激することで
人間の頭皮は防衛反応として過剰に皮脂を
分泌したり、角質が剥がれる(フケ)が生じます。
私も湯シャンをする前は
半信半疑だったのですが、
これらの不自然な行為を
”やらなくなる”ことによって、
頭皮が自然にバランスされる
状態に戻っていくのを感じました。
3、大幅なコストカット
これは1000円以内の化学合成
のシャンプーを使っている方は
あまり実感がないかもしれませんが、
私が使っていたような天然素材のシャンプー、
オーガニックのシャンプーなどを使うと
結構なコストがかかります。
一番高いやつだと、
1本1万円(300ml)のシャンプーを
使っていたこともあります。
ジョンマスターでも、
シャンプー、コンディショナーで
年間3万円以上のコストがかかって
いたと思います。
これがゼロになるのは大きいです!
4、スタイリングが楽!
すごい意外だったのですが、
湯シャンを始めてから
- 寝癖がつきにくくなった
- 髪がぺしゃんこにならず、ふんわりとするようになった
- 自然な美しいツヤが戻った
ということがありました。
私は寝癖がひどく、また髪がペシャンコ
になってしまうので、
ハードワックスを使うのが基本!
だったのですが、
湯シャンに変えてからは、
起きてちょっと直すだけで、
スタイリングしなくて出かけても良いかな?
という感じになっています。
これはめちゃくちゃ楽です。
湯シャンに変えてからというもの、
髪にハリやボリュームが出たからですね。
ワックスをガッツリ付けなくても、
ヘアスタイルが決まるのは楽です!
一度ワックス無しの生活をしてしまうと
ワックスつけるのが面倒になります。
湯シャンのやり方
洗い方、器具等
ネットやYouTubeなどでやり方を検索すると、
いろいろなやり方が出てきます。
- お風呂に入る前にしっかりブラッシングする
- お湯の温度は35〜38度にする
- シャワーヘッドをマイクロバブルや、塩素を取り除く浄水器付きに変更
- 指の腹でやさしく5分以上洗うなどです。
私もこういったものを調べてはいたのですが、
正直どれも守っていません。
お湯の温度は38度くらいでやっていますが、
あとはテキトーです。
洗っている時間も測っていません。
本当は、良い豚毛のブラシでも買うとか、
シャワーヘッドとか変えるとかした方が
良いのかもしれませんが、、、
特に問題ありませんね。
唯一、お湯の温度は40度以下
がいいと思います。
これ以上熱いと過剰に皮脂を取りすぎてしまい、
洗ったあとにパサパサ乾燥してしまう感じがあります。
ただ、
これは男性の短髪が前提なので、
女性の長髪の場合は、たぶんですが
ブラッシングとかも重要な気がします。
シャンプーからの移行のポイント
これもネットで検索すると、
- 最初は2日に1回にしましょう
- 3日湯シャンをやったら、1日シャンプーにしましょう
- 徐々に時間をかけて移行しましょう
とかいろいろ出てきます。
しかし、私の考えですと、
こうしたやり方は完全否定です。
私がやった時は、
いきなりシャンプーの習慣をゼロにして
完全湯シャンに移行しました。
この理由ですが、
私の仮説としては、
例えば湯シャンを二日間やってせっかく
頭皮の環境が整ってきたときに3日目
にシャンプーをしてしまったら、
また頭皮の環境が
狂ってしまうと考えたからです。
例えて言うなら、
禁煙中のスモーカーがたまに
1本だけ吸う、みたいな行為です。
そしたら、ニコチンがまた欲しくなります。
同様に、シャンプーしてしまったら、
皮脂が過剰に取れてしまい、
また頭皮がそれに見合った
皮脂の分泌を始めます。
そこが我慢時です。
私の体験談ですが、
「とりあえず1週間、我慢」
してみてください。
最初の1週間は脂っぽくなる、
髪がぺしゃんとなってしまう、
などの不快感があると思いますが、
そこを乗り切ればかなり改善されます。
3週間も経つ頃には、
「頭皮環境が元の健康体」
に戻ってくる感じがありました。
しかし、
途中でシャンプーしてしまうと、
「それまでの積み上げをリセット」
する行為に感じます。
どうしても気持ち悪い!ときの対処
とは言え、
いきなりシャンプーをやめると、
当然、脂っぽくなります。
シャンプーで毎日過剰に皮脂が
取り除かれることに頭皮が適応している
ので、それに見合ったたくさんの皮脂を
分泌する体になっているからです。
しばらくシャンプーをしなければ、
体の方も「あれ?こんな皮脂出さなくてよくない?」
と方針変更してくれます。
しかし、そこまでの我慢期間の乗り切り方
が重要になります。
私が最初に湯シャンにチャレンジした時に
挫折してしまったのはここの対策が不十分でした。
いろいろ試したのですが、
私の中で効果があった
ソリューションを3つご紹介すると、
- 夜だけでなく、朝も湯シャンする
- ごく少量のシャンプーで髪の表面だけ洗う
- コンディショナーのみで頭皮をもみ洗いする
というのは湯シャン導入期の不快感を
解消する上で効果的だと思います!
スタイリング剤について
湯シャン生活をする場合は、
あまり強いワックス、ジェル、
ハードスプレーは使えません。
お湯だけですとどうしても落ちないため
シャンプーを使う必要性が出てきてしまうからです。
私のオススメはこちらです。
ジョンマスターの中で、
「一番サラッとしていて落ちやすい」
ワックスです。
それでいて、
そこそこキープしてくれます。
まとめ
というわけで今日はすごく異色ネタで
湯シャンを取り上げてみました。
私は医者でも、頭皮の専門家でもないので、
「私の体験記」をお伝えしただけで
このやり方、効果があなたにも当てはまるか??
は保証できないのですが、、、
頭皮トラブルでお困りの方、
湯シャンに興味ある方、
などに少しでもご参考になるものが
あれば幸いです!
ぷれぜん仙人
追記)2020年1月
冬になり、やたらとこの記事が読まれて
いることに気づきましたので追記します!
今でも私は湯シャンを継続中です。
非常に楽ですし、
頭皮、髪の状態も良いです。
もはや、シャンプーなんかしたら頭皮が
カッサカサになってしまい大変です・・・。
(美容院に行くとこういう悲劇が起こる!)
というわけで、
たぶん「シャンプー生活」に戻る可能性は
今のところないですね。
まあ、これが
全ての人に当てはまるか?
は分かりませんが、お困りの方は
試してみる価値はあるかと思います!