ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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マーケット感覚を身につけよう!(後編)【鍛えるための”5つのポイント”と私の結論】

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ぷれぜん仙人です、

マーケット感覚を身につけよう!
の話です。

こちらの記事の続きになります!
 

www.presen-sen-nin.com

 

ざくっと!復習しておきますと、

  1. マーケット感覚とは、「価値に気付く力」のこと。幼児や動物が「金」の価値に気づけないように、マーケット感覚が弱いと、価値あるものを認識できない。
  2. マーケット感覚がないと「自分には売り物がない」、「効果の出ない間違った値付け」、「不当に自分を安売りする奴隷労働」などの原因になる
  3. 価値とは相対的なもの。人や、時や、場所によっていくらでも値付けが変わってしまう幻のようなもの。
  4. ビジネスをやる時は、自分の何を、誰に、どこで、いつ売るか?で、大きな結果の差が生まれる。


というようなお話をしました!

では、この続きとして、

どうやったら
鍛えられるのか・・・?

 

というのが後編のお話です!

私がこの本を読んだのが5年前くらいでしたが、
ちきりんさんが本の中で、

マーケット感覚を身につけていくために
推奨しているのがこの5つのポイントです。

  • 1、プライシング能力を身につける
  • 2、インセンティブ・システムを理解する
  • 3、市場に評価される方法を学ぶ
  • 4、失敗と成功の関係を理解する
  • 5、市場性の高い環境に身を置く


ちきりんさんの話を簡単に内容を解説しながら、
私自身の体験を踏まえて、

マーケット感覚をトレーニングしていく上で
効果的なアクションについてお話しようと思います!

 

マーケット感覚を身につける方法

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1、プライシング能力を身につける

 

プライシングと言うのは
「値付け」の話です。

ちきりんさんが指摘しているのが、
マーケット感覚のない人は

「コスト積み上げ発想」でプライシング
をしてしまうという点。

原価がアレと、コレと、ソレがあって
1000円かかるから・・・1200円!

みたいな発想です。

対して、マーケット感覚の高い人というのは、

「一番大きな価値を感じてくれるのは誰?」
「その金額はいくら?」

という発想をします。

 

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金額と言うのは人によって、
高い安いが変わってきます。

例えばですが、

ビジネスをしていないサラリーマンの人だと
1500円の本を高い!という人もいます。

しかし、自分でビジネスをしている
フリーランスの人やたくさんの社員を抱える
経営者だったりする場合は、

1500円の本から得られた
ビジネスアイディアで

何万円、何十万円、何百万円、とか、
人によっては「億を超えるような」

売り上げが増えたりすることも
あり得るわけです。

そういう人にとっては、1500円の本は
「めちゃくちゃ安い」に変わるわけです。

プライシング能力を身につけたれば、

・コスト積み上げ発想
・相場発想

などを一旦「捨てる」ことが重要です。

自分の販売する商品を誰が1番評価してくれるのか?
その人はどこにいて、いくらなら払うのか?

というゼロベース発想で考え続け、
観察し続けるのが重要です。

では、どうやって鍛えるのか?
なのですが、

  • クラウドソーシングやスキルシェアを観察する
  • 自分でも出品してみる


のが良いです。


まずは、ランサーズ、ココナラなどのサイトで
色々と検索してみると良いです。

①どんなサービスが
②どれくらいの値段で

売られているのか?

③どれくらい売れているのか?

をまず、観察すると良いです。

占い系などのスピリチュアルなめちゃ怪しい
サービスが”数万円みたいな単価”で
売れていたりするのを発見したりもします。

私からすると「狂信」しているとしか思えませんが、
喜んで幸せそうにお金を払う人がいるのも事実です。

さらに鍛えたければ、

自分自身でいろんなサービスを出品してみて、

・どんなサービスをどんな人が買うのか?
・値付けを変えるとどんな反応が変わるのか??

というのが最高のトレーニングに
なりますね。

私自身も、まだまだ未熟者でしかありませんが、
この”プライシング”に関する感度というのは、

7年前に副業を始めた時に比べると、
かなり向上してきた感じがあります。

 

2、インセンティブ・システムを理解する

 

インセンティブシステムと言うのは、
人が行動するのにその背景にある動機や
仕組みのことをいいます。

 

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子供のインセンティブシステムと
言うのは非常にわかりやすいです。

・欲しい →   手にする
・痛かった →   泣く
・不愉快だった →  怒る

みたいな感じですごく「原始的」です。

しかし、大人になってくると
「本音と建前」などが出てきてややこしい。

やっている事、言っている事、考えている事が
全く合っていなかったりします。

重要なのは、

まず、自分の欲望に素直になる
ということです。

自分の欲望にフタをしていると他人の欲望も
分からない人になってしまいます。


トレーニング法としては、

  • 自分が買った商品を記録する
  • なぜ買ったのか?何に惹かれたのか?分析してみる 


などはすごく役に立ちます。
誰に見せるものでもないので、

「本音ベースで、ドロドロの欲望も書く!」

というのがトレーニングのポイントです。
一時期私もやっていましたが、
すごく面白いですし、勉強になります。

自分のインセンティブ・システムを
見える化すると、人のものも見えやすくなります! 

 

3、市場に評価される方法を学ぶ

 

私たちは普通に生きていると、
「市場的な評価」に慣れていない人が多いです。

市場的な評価の対極にあるのが組織的な評価です。

例えば、会社と言うのは組織的な評価の典型です。

就職活動で選んでもらうにも、
出世していく上でも、
何らかの社内企画を通す上でも、

一部のキーパーソンのニーズに応えるというのが
組織的な評価のゲームで勝ち残っていくルールです。

組織的な評価というのは極めて属人的で
偏ったものです。

一方で、

市場的な評価というのは多様です。

どんなに素晴らしい名著の本であっても、
☆1つを付ける人は必ずいます。

ある人にとっては「人生を変えた本」
ある人にとっては「何の価値もない本」

ということはあり得ます。
(受け取る側の”器”だったりしますが・・・)

鍛える方法は、

  • 市場に出ていき、市場の洗礼を受ける

 

です。

例えば、一部上場企業の役員さんであれば、
社内ではたくさんの人がヘコヘコと
ゴマをすってくれたりします。

話をすれば、一応聞いてくれるでしょう。

しかし、

YouTubeで動画を出した途端に、
「つまらなければ3秒で切られる」

という現実に出くわします。
これが市場評価です。

組織評価ばかり受けていると、
市場評価の世界で通用しない人になります。


SNSでもブログでも何でも良いので、
市場評価の原理で動いている世界を
体験することが重要ですね。
 

4、失敗と成功の関係を理解する

 

私たち日本人の多くは、

失敗という概念を間違って捉えている、
とちきりんさんは指摘をしています。

それを端的に表すのが
アメリカの文化に対する誤解です。

私たち日本人の多くは

「アメリカ文化は失敗に寛容、失敗を許容する」
みたいに理解していないでしょうか?

実はこれは大きな間違いであり、

「失敗をしていない人間を全く評価しない」
というのがアメリカ文化のようです。

つまり失敗をしていないと言うことが
すごいことでも何でもなくて、

・チャレンジをしていない
・高いゴールに挑戦したことがない
・学習をしていない人などのように

評価されてしまうようです。

市場で成功するためには、
たくさんのトライ&エラーが不可欠です。

失敗というのは、避けるべきミスではなく、

「成功するために絶対に必要な通過点」

だったりします。
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では、こうした”誤解”から解き放たれる
ためにはどうしたらよいか??

というと、

①市場で評価される場にいく
②そこで現実を知る

だと思います。

例えば、ブログなんかをやるだけでも
市場評価で成功するためのプロセス

というものが分かります。

アクセスが全然伸びない!
半年やっても数千円しか稼げない!

みたいな現実に直面すれば、
これは失敗ではなくプロセスなんだ、

という当たり前の事実に気づきます。

 

5、市場性の高い環境に身を置く

 

環境には「市場性が高い」「市場性が低い」
があります。

市場性の高い/低い = マーケット評価の割合
と言えます。

例えば、

・日本の一部上々企業で働く
・外資系コンサルティング会社で働く

というのを比べると、後者の方が圧倒的に
市場性が高い環境です。

なぜなら、「使えないとクビになる」
からです。

例えば、SNSをやるとしても

・FBをやる
・ツイッターをやる

だと完全に後者の方が市場性が高いです。

同じSNSであっても、Facebookと言うのは
最も市場性の低い環境です。

なぜなら、

多くの友達は実際に会ったことがある人が多く、
いいねがつくかどうか?

は投稿したコンテンツの良し悪しよりも
元からの人間関係だったりするからです。

もちろん、

ツイッターでたくさんのいいねが
ついている投稿というのも

単純に良いと思っているか?はまた、
話が別だったりもしますが。

 

まとめ

 

というわけで5つのポイントを解説してきました。

マーケット感覚を鍛えるためには、

 

  • 1、プライシング能力を身につける
  • 2、インセンティブ・システムを理解する
  • 3、市場に評価される方法を学ぶ
  • 4、失敗と成功の関係を理解する
  • 5、市場性の高い環境に身を置く


の5つが重要ですが、

私が思うに結論としては、

①インターネット上でビジネスをする
②SNSで情報発信をする

をやっていくのが良いと思います。

情報発信は今なら、ツイッター、YouTube、
インスタ、TikTokなどでしょうか。

この2つのアクションは、
完全にマーケットの洗礼を受けます。笑

厳しい環境下で鍛えられるので
マーケット感覚を身につけるには、
最短ルートかと思います!

これより効果は落ちますが、

③どんなサービスが売れているのか観察する
④自分が買ったものを記録して、その裏にある
 自分の欲望を言語化する

なども効果的だと思います!

マーケット感覚を鍛えたい!
という人はぜひやってみてください!


今日は以上です!


ぷれぜん仙人