ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
タイトルのテキスト
タイトルのテキスト
タイトルのテキスト
タイトルのテキスト
   

”過酷な時代”を生き残るには?【withコロナ時代を生き残るビジネスの必須条件】

f:id:presen-sen-nin:20200710004038j:plain

 

ぷれぜん仙人です、

今日はこれからの時代を生き残るための
ビジネスの必須条件についてです。

コロナがキッカケでの
倒産が相次いでいます。

直接的な影響での倒産は、

4月:95社
5月:87社
6月:113社

という数字のようですが、

感染拡大の影響も含めないと
もっと、もっと、増えます。

先月、1000万円以上の負債を抱え
法的整理の手続きをとった企業の数は

なんと、806社ということです。

ここ数日でも、ブルックス・ブラザーズなどの
世界的なアパレル企業の倒産がニュースで
入ってきましたし、

鳥貴族の倒産、いきなりステーキの大幅なリストラ
など、凄まじい勢いで影響が拡大しています。

恐ろしいのが、
これは「企業の倒産」の話であり、

・フリーランスで仕事を失った人
・派遣社員で”派遣切り”にあった人
・サラリーマンでリストラにあった人

などを含めると、現時点、そしてこれから、
どんどん影響が拡大していくのは間違いないです。

本日、東京都で220人の新規感染者が出ましたが、
今後、どれだけ経済へのインパクトが拡大していくのか、

誰も読めない恐ろしい状況になっています・・・。
最低、最悪のシナリオとしては、

「大恐慌の再来」

も現実的に見据えていないと、
まずいのでは?という勢いです。

こうした状況下においては、

・フリーランス
・サラリーマンの人
・企業経営者

全ての人に共通して言えることが、
2つあると思います。

それは、

 

1、複数の収入の柱を作る

2、固定費を可能な限り圧縮する

 

だと思います。 

これができていないと、ここからの時代は
もう生き残りが難しいんじゃないか、

と思っています。 

 

複数の収入の柱を作る

 

これは「コロナに関係なく」これからの
時代は必須です。

収入が1つの源泉に集中している状態は
とにかくマズイです。

フリーランス、サラリーマン、企業、
誰においても分散、複数の柱が重要です。

 

何故か?

収入が1つに分散している状態は、

・奴隷状態になってしまう

・安全性が低すぎる

と言う2つの点で大きな問題を
抱えているからです。

 

収入の依存体制は奴隷を作る


収入を1箇所に依存している状態は、

めちゃくちゃ危険な状態です。

言い方悪いですが「奴隷」
と言っても過言ではないでしょう。

・フリーランスで1社からのみの下請け
・サラリーマンで給与収入しかない
・企業で1社からの下請でやっている

という状態は、

「交渉力が全くない状態」です。
その収入が途絶えたらアウト、という状態。

こんな不安定な時代にそんな状態を
作ってしまったらパワーバランスがヤバいです。

もう、何も逆らえないイエスマン
にならざるを得ないでしょう。

価格交渉力も無く、
言いなり、なすがまま、になります。

「太い客」

なんてものはいりません。
細い客がたくさんいる方が

よほど、これからの時代、安全でしょう。

 

収入が分散されているほどに安全度が高い


例えば、フリーランスで考えてみましょう。

Aさんは月収が100万円です。
Bさんは月収が30万円。

これだけ見たら、Aさんの方が
安心・安全に見えなくもないです。

しかし、

ここに収入の内訳を追加すると見え方が
かなり変わります。

例えば、こんな感じ。

f:id:presen-sen-nin:20200709234917j:plain

 

表面的な収入だけを見ると、
Aさんの方がたくさん稼いでいて
良いように思います。

しかし、

私の考えですがBさんのほうが、
よほど良い働き方をしていると思います。

Aさんは、下手すると奴隷のような状態
になってしまいます。

この会社から嫌われたらアウトなのです。
ご機嫌とりのような働き方にならざるを得ません。

パワーバランスが圧倒的に
崩れてしまっている状態です。

深夜でもメール返信、
緊急対応には休日返上・・・

そんな働き方になる可能性が高いです。

安全性、持続可能性と言う点でも
収入が1カ所に依存してる状態は
とてもまずいです。

おそらくですが、

今回のコロナ危機によって、収入を1カ所に
依存していたフリーランスは契約が更新されず
一気に収入ゼロになってしまった、、、

という方もいらっしゃると思います。

 

サラリーマンもそうです。
クビになったらアウトです。

勤め先が倒産してしまって、

次の職場が見つからなかったら
大変なことになります

(フリーランスと違って失業保険でしばらく
 生き延びられる利点はありますが・・・)

 

企業も1つのビジネス、1つの収益源に
依存しているのはとても危険です。

例えば、飲食店などで

店舗営業のみを行っていた会社は
最悪9割減とかの売り上げ減に
見舞われてしまいましたが、

例えば

インターネットでの物販等をやっていた会社は
まだリスク分散することが可能だったわけです。

コロナ収束後もそうです。

AIによる突然死、”明後日の方向”からの競合の参入、
新種の伝染病、コンピュータウィルス、、、

なんでも起こり得る時代です。

収入のポートフォリオという考え方は
めちゃくちゃ重要になっています。

 

固定費は可能な限り圧縮する 


収入面以上に重要なのが固定費です。
 

固定費は少なければ少ないほど、
安心感があります。

なぜ企業が潰れるか?
というと、固定費が重いからです。

極論すれば、固定費がゼロなら
しばらく無収入でもなんとかなります。

例えば、私事で恐縮ですが私はビジネスとしての
固定費がほとんどありません。

事務所を借りているわけでもなく、
何か機械をリースしているわけでもなく、
人を雇っているわけでもありません。

 

そのため、

極論を言えば毎月の生活費さえ稼げばビジネス
を続けることが可能です。

コロナで立ち行かなくなってしまった
ビジネスのほとんどは大きな固定費を抱えています。

大きな店舗、たくさんの従業員、
たくさんの設備、、、

フリーランスの人なんかでも、
事務所を借りていたりする人もいます。

仕事とプライベートにメリハリをつけたい、
クライアントと打ち合わせを行いたい、

などのニーズなのかもしれませんが、
私は全く必要性を感じません。

自宅事務所が最高です。
最近はスタバさえ不要です。

こんな快適な環境ない!
と思っています。

www.presen-sen-nin.com


余談ですが、

小池さんから「狙い撃ち」されて大変な
”夜の街”関連の方々。

生き残った人は「安いマンション」に
住んでいるようです。

タワマンなどに住んでいる人(固定費が高い)
は大変なことになったようです。

生活コストも可能な限り圧縮しておくのが
これからの時代、とても重要かと思います。 

 

危機が起きてからでは遅い


今回私たちが学んだ教訓としては、

こうした事は危機が起きてから準備したのでは、
全く間に合わない、ということでしょう。

 

むしろ、

平穏でうまくいっている時期に、
厳しい冬に向けての蓄えや、
準備をしていた個人、企業が

今回のような危機で生き残る
ことが証明されました。

寓話「アリとキリギリス」みたいな感じですね。 

f:id:presen-sen-nin:20200710001220j:plain


ずっとうまくいき続けるという事はなく、
必ず浮き沈みがあります。

これだけのグローバル化が
進んでしまった世界においては、

第2第3の新型ウィルスが
いつ襲ってくるかもしれません。

あるいは物理的ウィルスではなく、
コンピューター関係のウィルスがもたらす
機能停止の危機も起こり得るでしょう。

 

まとめ:有事の時代がやってきた


今回の新型コロナウィルスは私たちに
大きな警鐘と教訓を与えています。

・1つの収入源に偏ったビジネス
・固定費の重いビジネス

はひとたまりもなく淘汰されてしまう、
ということです。

そして、

この危機はいつまで続くのか?
また、別の形で再来しないか?

が全く読めない「有事の時代」に突入している
と言えるかと思います。


私自身、本当によかったのは

「固定費がほとんどない」
「借金が何もない」

ということです。

住宅ローンという価値観、
”ある種の集団洗脳”も今年を機に、

大きく変わっていく気が
しないでもありません。


今日は以上です!


ぷれぜん仙人

 

 

www.presen-sen-nin.com