読んでいて、
「で?何が言いたいの??」
って思う資料ってあります。
とりあえずグラフが載っているとか、
何か表が載っているとか、
何かいっぱい箇条書きがあるとか、
何かごちゃごちゃと書いてあるわけなんですが、、、
そこから「何が言いたいか」というメッセージが何も感じられない、
というタイプの資料です。
これって個人的にはすごく勿体ない気がします。
なんかいっぱい情報を投げかけて、
その結果として「何を感じてほしいか」という部分は
「読み手のあなたにお任せします!」
と言われている感じがします。
文学作品ならそれでOKですが、
ビジネス文書としてはイケてません。
ビジネスで作っている資料なので、
何かしらの伝えたいメッセージがあるはずです。
それを伝えるために資料を作っている、
というのが本来の姿なのですが、
よくアリがちなのが
「資料を作る事」自体が
目的化してくるというパターンです。
とりあえず会議が設定されてしまったので、
何か作らないといけない、作る事がまず目的としてあるから、
メッセージはないがしろに。。。
でも、厳しい事を言うと、
そんな資料なら作るだけ時間の無駄!
とも考えられます。
出来る事なら、自分が今やっている仕事には
何らかのプラスの価値を生み出している、
という実感があった方が幸せです。
会社の仕事の中に埋没していくと、
無意識にそういう状態になってしまう事はあると思いますので、
自分への自戒を込めてこのテーマを取り上げてみました。
資料を作る時は、まず、「伝えるべき、意味のあるメッセージ」
を考えてから、それをカタチにできるような資料を考えたいと思っています。