ぷれぜん仙人です、
今日はちょっと変わったネタです。
”褒めること”のパワーについて
考えてみたいと思います!
最近「褒めることの大切さ」
を忘れていたな〜と反省しまして。
褒める = 脳力活性ドラッグ
のようなパワーがありますね。
改めて重要だよな〜と思ったので、
記事にしてみたいと思い書いてます!
褒めるという行為は、とてもとても
大きなパワーを秘めています。
もちろん、
嘘やお世辞の「褒める」じゃないですよ。
(バレますし、逆効果かも。)
本心として、自分や他人の何かを認める、
称賛するという意味での褒めるです。
私自身どちらかと言うとこの褒めるのが
自分に対しても、他人に対しても苦手です。
しかし、
よく考えるとメリットばかりでデメリットが
あまり見当たりません。
褒めない人って、めちゃくちゃ損している
んじゃないかな??と思ってますね。
大人はとにかく、褒めない!!
あなたにご質問なのですが、
この1週間を振り返ってみて、
何回、自分で自分を褒めましたか?
何回、家族や仕事仲間を褒めましたか?
逆に、
何回、人からあなたは褒められましたか?
たぶんですが、
”褒めない人”は褒められる回数も
少ないんじゃないかな?と思います。
自分は褒めないけど、人からはすごく
褒められるってないですよね。
で、
他の国は知りませんが、日本人って一般的に言うと、
自分も他人もとにかく、褒めない人が多いですね。
むしろ、ダメ出しとかダメな点を注意する人が
多い気すらします。
人間の脳って、検索装置です。
人のダメ出しをする人は、
「人のダメなところを一生懸命探している状態」
だから、人の欠点が目に付くとも言えます。
逆に、
人を褒める人は「良いところを探している状態」
なので、自分も他人も良いところが目に飛びこんで
きやすいです。
なので、
”褒める文化”がある人の周りは
すごくハッピーな感じになりますし、
”ダメ出しする文化”がある人の周りは
ピリピリした感じになってきますね。
生産性の低い組織、崩壊する家族とかって、
”ダメ出しする文化”だと思います。
(私の勤めてた会社はそんな感じでした!)
ご家族がいる方は完全同意してもらえると
思いますが・・・
奥さん(旦那さん)のダメなところ探しを
し始めた瞬間に、ケンカばかりの家庭になります。笑
褒められることはモチベーションの根源
なぜ、褒めないとダメなのか??
もはや、人間の脳の構造的にそうなんです!!
しのごの言わずに褒めてください!!
というレベルの話かと思っています。
人間の行動原理というのはとてもシンプルなもので、
”快”を求めて、”不快”を避けます。
人間はよく無意識の生き物だと言われますが、
生命を司る爬虫類脳と言われる部分(脳幹部分)、
感情を司る哺乳類脳と呼ばれる部分(大脳辺縁系)
は無意識領域に当たります。
私たちの脳の中で自分で意識して
コントロールできる領域って非常に少ないです。
「やる気を出そう!」
・・・とか頭で「考えても」どうにもなりません。
やる気が出るかどうか?は本能の領域だからです。
その点、褒められるという行為は、
脳の構造を考えても、とても重要なもの。
人間は褒められると、
感情を司る大脳辺縁系の「扁桃核」
と呼ばれる部分が”快”を判断します。
それが脳幹部分でドーパミン、βエンドルフィン
などのホルモンを分泌させます。
これが「良い感情」の物質的な正体であり、
要するに「やる気」が溢れてきます。
よく「褒められて伸びるタイプ」
みたいな言葉があったりしますが、
私たちは基本的には全員が
褒められて伸びるタイプです。
褒められれば感情が快のスイッチになり
どんどん行動しよう、どんどん向上しようと
言う意識が芽生えてきます。
褒められたら頑張ろうと思う!
私なんかもクライアントさんから、
作ったプレゼン資料やコピーを褒められれば
とてもうれしいですし、
「この人のためにもっとがんばりたい!」
と思うのが人情です。
一方で、
一生懸命やっても全然認められなかったら、
あまりやる気がおきませんし、
逆にけなされたりしようもんなら、
「相手の至らないところを見つけてやろう!」
と言う気分にもなるものです。笑
自分がお客さんの時もそうですね。
やはり、相手の素晴らしいところを見つけて
称賛したら、もっともっと頑張ってくれて
良い仕事をしてくれることが多いです。
(これ、すごく有益なので使ってください!)
天才脳は感情が作り上げる
楽しくないと天才にはなれない!
天才になりたければ、
「膨大な反復練習」 が必要になります。
天才と呼ばれる人は、本人が気づいているか?
は別にして、
とにかく、めちゃくちゃ練習しまくっています。
そして、
それを可能にするのは「楽しい」という感情です。
実際問題として、
何かを究めていく上で、
「楽しんでいない状態」では無理です。
”やめられない止まらない”
のカッパえびせん状態じゃないと
膨大に練習したり、
勉強したりしませんからね。
人間の本能には逆らえません。
楽しいと思えるためには、
自分で自分を褒める。
誰かから褒めてもらう。
という行為が欠かせません。
チキショー!見返してやるぞ!
みたいな感情で頑張れることもありますが、
これって短期集中ですよね。
長続きさせるには絶対、褒めないと
続かないと思います。
仕事ができる人 = 楽しんでいる人
仕事ができる人は例外なく、
その仕事を楽しんでいます。
いやいや仕事をやっている状態は、
脳が”不快”を感じている状態です。
不快を感じている状態では、
ドーパミンなどのホルモンが分泌される
ことはなく、
行動力も創造性もストレス耐性も
生まれることはありません。
なので、私は生存戦略として
楽しめる仕事をやるというのが
重要だと思っています!
『楽しめる仕事をやる』ということが最重要。楽しんでやっている人は、楽しいから時間が長くなり、創意工夫が湧いてきて、どんどん勉強する。結果、勝手に成長し、すごい人になる。
— ぷれぜん仙人@プロモーション・クリエイター (@presen_sen_nin) 2020年8月22日
逆に言うと、楽しめない仕事はやらない!というのがこれからの時代の生き残り戦略として超重要。絶対に生き残れない。 pic.twitter.com/W0jQnY4bSq
悪用もできる”褒める”という行為
私はコピーライティングをやっているし、
コーチングなどもやってますので、
人間の心理については人一倍勉強してますが、
人を洗脳する上でも使える危険な技術
だったりもします。
人間は承認欲求の塊なので、相手を褒める、
認めるだけで相手の心理的ガードを外す技は
いっぱいあるわけです。
(善用もできますが、けっこう悪用もされてます!)
注意喚起の意味も含め、
また別の機会でライティングやコーチングへの
応用も書いてみたいと思います!
どうしたら褒められるのか??
で、
問題はどうしたら褒められるか??
ですよね。
気付くと、
自分の至らない点を見つけて絶望している!
他人のダメな点を一生懸命している!
という人はけっこうたくさんいそうな印象です。
(私も油断するとそうなってます・・・。)
私が最近気づいたのは、
私は1歳の娘がいるんですけど
気付くと褒めているんですよね。
それはなぜか??
というと、
「新しくできるようになったことを探しているから」
だと思いました。
初めての子供だから、というのが強いのだと思いますが、
本当に日々、成長しているのがすごいな〜と
素直に思ってしまって。
何をやるにも褒めてしまう自分がいます。笑
ソリューションは簡単です。
自分の脳に、
- 今日、素晴らしかったところは何か?
- 今日、1ミリでも前進できたところは何か?
- 今日、人に感謝できることは何か?
といった質問をすれば、脳はそれを一生懸命に
検索して探してきてくれますね。
最近、夜寝る前にこれを”ルーティーン”として
やっているのですが、すごく良い感じです。😊
気分よく眠りにつけますし、
なんか翌日の起きた時のやる気も変わってきますね。
まとめ:自分を、他人を、もっと褒めませんか?
というわけで「褒める」ということの
パワーについて考えてみました。
自分を褒めたり褒められたりすれば、
脳に”快”のスイッチが入ってどんどんやる気がわき、
目の前の世界、人を肯定的に見ることができ、
失敗も受け入れて行動出来るようになります。
こんな無料の”安心・安全なドラッグ”があるのに
使わない手はないな〜と思っています。
一方で、
自分をけなし、他人からもけなされていたら、
どんどん自信がなくなり、やる気が削がれ、
行動できない人になっていってしまいますね。
これは、
自分自身に対してももちろんですが
家族、職場などの仕事関係でも
そうだと思います。
人がやっていることを認めて、
賞賛を与えるという行為は
円滑で生産的な人間関係には
不可欠のことだと思います。
(無いとギスギスします!)
私自身ここがすごく弱いので、、、
もっと褒める人になろう!
と記事を書きながら改めて思いました。
今日は以上です!
ぷれぜん仙人