ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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読書のススメ【独断と偏見による読書論】

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ぷれぜん仙人です、

あなたは、読書って好きですか??

ブログを読んでいる方なので本好きの方が
多い気がしていますがどうでしょうか。

ちなみに、私は本がめちゃくちゃ好きです。

いちいち数えてませんが、
とにかく、たくさん読みます。

今日はそんな私の独断と偏見に満ちた
「読書論」について書いてみようと思います!

  • 本好きの人は共感を
  • 本嫌いの人には読むキッカケ、ヒントを


ご提供できれば幸いです!


ちなみに、

先日読んでいたある本がありまして

ユダヤ人のビジネス論についての
内容だったのですが

「とにかく本を愛する民族」

というのがビシビシ伝わってきて、
それにインスパイアされる形で
この記事を書いてます。笑

 

読書 = ユダヤ人の優秀さの秘密


ユダヤ人はその人口比に対して、

・ノーベル賞の受賞者
・世界的な大企業の創業者

がめちゃくちゃ多いことで知られています。

ユダヤ人は全世界で人口が0.2%に対して、
ノーベル賞の受賞者は22%という驚異的な
数字を叩き出しています。

なぜ、そんなことが可能なのか??
というと、

その根幹をなすものの1つが読書です。

ユダヤ民族には、
こんな格言があるそうです。

 

本のない家は、魂を欠いた体のようなものだ

もし本と洋服を同時に汚したら、まず本から拭きなさい

もし生活が貧しくて物を売らなければならないとしたら、まず金、宝石、家、土地を売りなさい。最後まで売ってはいけないのは本である。


いや〜、ハードコアな読書マインドセットです。
本を愛してやまない人間としてはすごく共感
してしまう言葉ばかりです。

特に、3つ目の格言すごくないですか?笑

ユダヤ人はご存知のように、ずーっと
長い間、迫害され続けてきたというのがあり、

お金とか、家とか、そういう物質的な財産を
重要視していないんですよね。 

お金や宝石は盗まれたらおしまい。
家も土地も没収されたらおしまい。

でも、

脳に蓄積された知識だけは死なない限り、
誰からも没収されることがない貴重な財産、

というのがユダヤ人の根幹をなす考え方のようです。

そのため、

ユダヤ人はとにかく本を読むのが日課だそうです。

『タルムード』というユダヤ民族全体で共有されている
「家訓集」みたいな書物(全20巻!)があるのですが、

毎日、どんなに少しでも必ず読書をする・・・
という習慣が、教育熱心なユダヤの家庭では

「ごくあたりまえの日常」

としてあるようです。

そりゃ、ノーベル賞取ったり、世界的企業を創る人が
多いのもうなづけました。

 

というわけで前段長くなりましたが・・・。

私は本に関しては、完全にユダヤ人の
考え方に賛成でしてとにかく本を愛してます。


その私が思う読書のススメについて、
思いついたことを今日はご紹介します!

全部で7つあります!

 

独断と偏見による読書論

 

1、本以上に、投資対効果の高いものはない!

 

私はこれまで、いろんなセミナーや学習教材、
個別のコンサル等にもお金を投資してきましたが、

「本以上に費用対効果の高いものは存在しない」
と心の底から断言できます。

本と言うのはその実質的な価値に対して
価格が安すぎます。

例えばセミナーに行くと2日間で15万円
取られたりするような内容が、

本だと2000円、3000円で平気で
公開されていたりもします。

しかも、本の方が詳しかったりすら
しますからね。笑

もちろん、セミナーや音声教材には本にはない
良さというのがあるのも確かです。

特に、学びたい分野の初学者のころは
本を読んでも理解できなかったり、

自分の先入観や固定観念から誤読してしまったり
するので実際にセミナーに行ったり、
コミュニティーに入ったりと言うのは
良いかもしれません。

そうやって投資していって、最後に気付くのは、

本てめちゃくちゃ良心的で良いよね!
と言うことです

 

2、高い本こそ買うべし!

 

私はかなりの数の本をこれまで読んでますが、
経験上言えることは

「本は高額になればなるほど当たりの確率が高くなる」

ということです。


3000円以上になった段階でかなりヒット確率
が増えますし、

5000円以上になるとさらに高まりますね。

1万円以上の本になると、誇張なしで

「1冊もハズレを引いたことがない」

というくらいヒット確率が高いです。

もちろん、これには
読む側の意識もたぶん関係していて、

  • 高いんだからきっと素晴らしいんだろう
  • 高いお金払ったからにはしっかり回収したい

 

という心理的効果も否定できません。

しかし、それを差っ引いてもやはり
高い本は素晴らしい本が多いですね。

 

私が買った本で最高額のものが
中村天風さんの三部作ですが、
(33000円)

これとか本当に「家宝にしたい」という
レベルで素晴らしいです。

中村天風 成功哲学三部作

中村天風 成功哲学三部作

  • 作者:中村 天風
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: 単行本
 


本としては高いかもしれませんが、
セミナーなどと比べると破格に安いです。
(しかもこれ、3冊セットなので!)

まあ、それにしてもこれは高いので
あまり一般の人は買わないと思います。

が、

2000円くらいの本であっても
「本代をケチる人」っていますよね。

個人的にはすごくもったいないな〜
と思ってしまいます。

だって、

本当に良い本に巡り合ったら、

それで人生変わっちゃう


ということが現実に起こりますからね。
(私は恩人ならぬ”恩書”が10冊以上あります)

そして、

良い本に巡り合うためには、

  • ある程度数をこなして”目利き力”を高める
  • 図書館で借りるのではなく身銭を切る


ということが私は大事だと思っています。

最近はメルカリやアマゾンで安く中古で
買うこともできますし、

また、気に入らなければ売ることもできます。

なので、本代をケチるというのは、

か・な・り、
もったいなさすぎる行為
だと個人的には思っております。

 

3、良い本は、デジタルだけでなくアナログも持て!

 

最近はkindleなどで済ませているという方
もどんどん増えていると思います。 

デジタルはデジタルで素晴らしいところが
あるのですが、一方でアナログの良さも
ありますね。

実は私は”ちゃんとした本棚”を持ってません。

以前は、「巨大な本棚」を持っていたのですが、

本好きが高じて、本が増えすぎてしまい、
約10年ほど前に”デジタル”に移行しました。

いわゆる”自炊”と言うやつです。

(知らない方のために説明しますと、
 本を切ってスキャナでデジタル化すること)

自炊の良いところはとにかく場所を
取らないと言うことです。

本を物理的にたくさん持っていた時は
本棚だけでものすごく大きなスペースを
とっていたものが、

PCの中のデジタルデータになって
しまったのですごい省スペースになりました。

これはこれですごく便利です。

本を探すときはMacで検索すれば良いし、
iPadの中に何十冊も何百冊も
入れておけますからね。

また、

アップルペンシルの登場によって
アナログの本みたいに線を引いたり、
書き込みできるようになったのも素晴らしい。
(非常に重宝しております!)

一方で、

やはり本当に良い本と言うのはデジタルだけではなく
物理的に持っていたほうがいいなと思い直しています。

ここで言う良い本と言うのは、

何度も何度も読み返す価値のある、
「メンター本」と呼べるようものを指します。

失礼ですが、

本屋で平積みになっているような
インフルエンサーの本とか、
ベストセラー本なんかは”こういう対象”
にならないものが多いです。

やはり、部屋に目に見える位置に
ちゃんと置いてあるというのは重要です。

なんかエネルギーをもらえるような感じも
しますし、ふとした時に手にとって、
パラパラめくったりできますからね。

デジタルだとこれはできません。

下手するとその本のことを
数年わすれている・・・

なんてことが起こり得ます。

やっぱり良い本は手元に持っておきたいですね。

 

4、本は1ページだけでも読む価値がある!

 

 読書が苦手な人の特徴として、

「本に対して真面目すぎる」
というのがあると思います。

例えば、400ページの本があったとして、

それを1ページ目から順番に熟読しなければ
ならないと思い込んでいる人が多いのです。

これは明らかに学校教育の洗脳です。

私は本に対してはそのような考えは
全く持ってません。

・読みたいところを
・読みたい順番で
・読みたい分だけ
・読みたいスピードで

読めばいいと思っています。

400ページの本でも、極端な話、
1ページだけ読んで終了!

と言うことだってあり得ます。

しかし、

その1ページに書いてあった知識が、
自分の大きなビジネスアイディアになったり、
人生で悩んでいた事の解決のキッカケに
つながることだって十分にあります。

これは本だけが持つ素晴らしいメリットです。

自分好みにカスタマイズした学び方

ができるというのは他にありません。

セミナーで、

「あの〜、そこ興味ないんで飛ばしてください」
とか言ったら追い出されます。

動画や音声教材だと、
どこに興味あるコンテンツが
埋まっているのか探すのが大変です。

これができるのは読書だけ!
になります。

 

5、本に毎日、接するべし!

 

本を読むという行為は、

私にとってはモノを考えるためのきっかけ作り、
思考のためのネタ、栄養を得るという側面もあります。

・ご飯を食べる
・水を飲む
・空気を吸う

というような感覚で本を読むことは
重要だと思っています。
(読んでいないと何か脳の働きが悪くなる)

なので、

5分でもいいから毎日読む事は
重要だと思っています。

平たく言うと、脳が活性化しますし、
何か”キッカケ”が生まれる感じです。

また、読み方も完全に自由ですね。

1冊の本を10分で速読することもあれば、

1章を読むのに1時間かけて
読むことだってあります。

とにかく、重要なこととしては、

「なるだけ毎日、本を開く」

ということだと思っています。

世の中の多くの人は本を毎日どころか、
1ヶ月に1冊も読まない人も多いので・・・。

これだけでかなりのアドバンテージなことは
間違いないと思っていますね。

 

6、読書とは、著者と読者の共同作業!

 

これすごい重要なんですけど、

読書って「著者と読者の共同作業である」
と言う意識を持っていくことが大切です。

「素晴らしい読書体験」が生み出されるためには、
著者だけでなく、こちら側にも責任があります。

たとえめちゃくちゃ素晴らしい本であっても、
読者のほうにそれを受け取るだけの器、前提知識、
人生経験などがないと、

何も受け取れない!

と言うことも起こりえます。

また、こちらの感情状態によっても読書
によって得られる経験は様変わりしてしまいます。

だから、もし自分が尊敬している人が
勧めているような本を読んで、

「そんなに良い本に思えない!」

と思ったとしても、その本は手元に
置いておいた方が良いと思います。

自分の成長によって、その本に書かれて
ある知識を「受け取れる段階」が
将来きっとやってくるかもしれないからです。

 

7、本気で学びたければメモや音読が必須!

 

本をぼーっと読んでいるだけだと
非常にもったいないですね。

人間の記憶の特性上、ただ読んでいるだけでは
読んでいるそばから、

どんどん大切な知識が
こぼれ落ちていってしまいます。

もちろん、小説やエッセイなどの文章を
読む体験自体を楽しむ本では、
この限りでは無いのですが・・・。

少なくともビジネス書やノンフィクション系の
何かを学びたくて読んでいる本については、
メモや音読などをすることが重要だと思います。

私の読書に対して大切にしている
マインドセットで、

 

本を汚さないことは本に対する冒涜である

本を読むことは「学習の準備」

 

というのがあります。

本をきれいに読みたいという人が
いると思うのですが、

インテリアとして飾る目的ならいざ知らず、
知識を吸収したいと言う目的においては、

本をガンガンに汚しながら読むべき

だと思っています。

蛍光ペンでハイライトしたり、
自分で気づいたことをボールペンで
書き込んでいくページを汚していくというのは、

その本に対する敬意の表れ、と思っています。

逆に、これらをしないのは、その本を軽んじている、
極論すると冒涜である!とさえ考えています。 

 

さらに私は本を読むと言う行為は、
「学習そのもの」と言うよりは「学習の準備」
として捉えてすらいます。

本を読んだだけで、その内容が自分の血肉
になるなんて事はまずありません。

驚異的な記憶能力の持ち主や、
ゲシュタルト能力の持ち主でない限り

400ページの書かれてある本をそのまま
読んだだけで使える知識として自分の脳に
インストールできる人というのは稀です。

膨大な情報量の中から、

自分にとって本当に必要な珠玉の知識を、
自分が使えるような形で取り出した上で、

それを繰り返しインストールする必要が
あると思っています。

そのために必要なこととしては、

  • ノートを作る
  • インデックスカードに書き出す
  • ブログ記事に書く
  • 音声メモを録音する
  • 血肉にしたい箇所を何度も音読する

などの「学習」が別途、必要だと思います。

 

まとめ:読書は人生を変えます!

 

というわけで、”ユダヤ人の本好き”に
インスパイアされて、私の考える読書論を
書いてみました!

かなり偏った意見だと思いますが、
「新しい視点」として何か参考になるものが
あれば幸いです!

まとめますと、

  1. 本以上に、投資対効果の高いものはない!
  2. 高い本こそ買うべし!
  3. 良い本は、デジタルだけでなくアナログも持て!
  4. 本は1ページだけでも読む価値がある!
  5. 本に毎日、接するべし!
  6. 読書とは、著者と読者の共同作業!
  7. 本気で学びたければメモや音読が必須! 

の7つのお話しでした。

本当はもっともっとあるのですが。笑
また何かの機会にご紹介したいと思います。

それでは今日は以上です!


ぷれぜん仙人

 

 こちらの記事は自粛の時に書いたものですが
オススメの”大作本”を紹介してます!

www.presen-sen-nin.com