ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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”抽象度を下げる”ことができるか?【圧倒的な知識習得のススメ】

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ぷれぜん仙人です、

 

苫米地式コーチングの実践では

 

「抽象度を上げる」ということを

意識している人が多いと思います。

 

これは、

 

もう少し一般的な言葉で言えば

 

「視点を高くもつ」

 

「視野を広げる」

 

「他の選択肢、可能性を探す」

 

という事になると思います。

 

ズームインされた状態だと

どうしてもスコトーマが出ます。

 

なので、

 

意識的に抽象度を上げる

 

という事は日々の意識としても、

トレーニングとしても

 

すごく、重要性があります。

 

ただ、

 

抽象度は高ければいいのか?

 

というと、必ずしもそうではありません。

(この辺を勘違いしている人もいます)

 

抽象度に関する勘違い

 

抽象度というのは「情報量の大きさ」

で並べ替えた時の順序を話しているだけで、

 

上が偉くて、下がダメ

 ということでは全くありません。

 

例えば、

 

「抽象度の低い知識」

 

というと、

 

まるでダメな知識のような気も

してきますが

 

抽象度が低いということは

 

「情報量が多い」ということです。

 

具体的で、専門的で、深い、詳細な知識

のことです。

 

知識がない人は抽象度を下げられない

 

すごく当たり前のことですが、

 

何かの分野について知識がない人は

「抽象度をさげる」ということができません。

 

コーチングについてたくさん学んでいる人は、

 

「ゴール設定」

 

という言葉から思いっきり

抽象度をさげることができます。

 

—————

 

・ゴールとは何か?

 

・現状の外とは何か?

 

・”設定”と”考える”の違いは?

 

・ゴールを設定すると、
 どんな良いことがあるのか?

 

・ゴールがないと、
 どんなデメリットがあるのか?

 

・ゴールを設定するために
 役立つアクションは?

 

・ゴールが設定できているか、
 いないかを判別する方法は?

 

・ゴールを現状の内側に設定した方が良い時、
 ゴールを現状の外側に設定した方が良い時の違い

 

—————

 

などなど、いくらでも、

 

「ゴール設定」について抽象度をさげる

ことができます。

 

これが、その分野について

「圧倒的な知識がある」

 

という状態になります。

 

抽象度を下げるためには、その分野について

圧倒的に学び、実践し、考えていなければ

できません。

 

苫米地博士は、

マトモな大人として生きていたければ

「月に100冊の本を読め」

と言っていますが、

 

それは、

 

「抽象度を上げる力」だけでなく、

「抽象度を下げる力」についても

 

大量の知識がない人にはできないからです。

 

抽象度を上げる、ということは

すごく重要なことですが

 

同じくらい

 

抽象度を下げる、ということも重要です。

ここを理解していない人は、
なんかフワフワした”使えない人”になります。

抽象度の高い思考をして、抽象度の高い発言をする。
しかし、社会的価値がゼロ、みたいな人です。

浮世離れした、瞑想オタクみたいになりたく
なければ抽象度を思いっきり下げることです。

圧倒的なフィールドの知識(抽象度の低い知識)
がない人を社会は重宝してくれません。


ここ、マジで重要なポイントです。

変なフワフワしたビッグゴールばかり口にして、
地に足がついた活動ができていない人は、
けっこうイタい感じになってしまいます。

上ばっかり見ているから浮つきます。
下も同様に重要視しないといけないのです。
 

抽象度のエネルギーは上下で決まる

 

超情報場仮説では、

 

抽象度のエネルギーを「位置エネルギー」

として解説しています。

 

単純な話ですが、

 

モノを落とすときに

30センチの高さから落とすのと、

30階の高さから落とすのでは

 

「インパクトのパワー」が全く違います。

 

これを情報場に当てはめると、

 

高さ(=どこまで抽象度を上げられるか?)

地面(=どこまで抽象度を下げられるか?)

 

という事になります。

 

 

どれだけ自由自在に高い抽象度と
低い抽象度を行ったりきたりできるか?

 

 

が、その人の情報場の大きさであり、

移動能力(=IQ)になります。

 

大きな情報場を持っている人 = 

大きなポテンシャルエネルギーを持っている人

 

という事になります。

 

圧倒的な知識を身につけよう!

 

という事で、

 

コーチング実践をしている人は

 

抽象度を上げる、

 

だけでなく、思いっきり下げる!

 

ということも意識してみてください。

 

もし、「抽象度を下げることができない」

 

のであれば、その分野について

「勉強が足りない」ということです。

 

まずは、

 

その分野について最低でも10冊くらいの本を読んで

まず「小さなゲシュタルト」を作るのが良いと思います。

 

そこから、どんどん深掘りをしていけば、

自由に「抽象度を下げる」ことができます。

 

抽象度を下げられる、ということは

すごく大きなパワーです。

 

ゴール達成のために「必要な知識」があれば、

 

何か分野を決めて集中的に学んでみる

と一気にコーチング実践が進むと思います。

 

ぜひ、試してみてください!

 

追伸)

苫米地式コーチングにご興味ある方は

「入門編」として以下の2冊がオススメです。

 

体系だって重要なポイントが理解できます。 

201冊目で私が一番伝えたかったこと

201冊目で私が一番伝えたかったこと

 

 

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