ぷれぜん仙人です、
『パラサイト 半地下の家族』
を見てきました。
と言っても、
しばらく前のことになりますが、、、
ブログでも感想を残しておこうと思います!
いや〜、面白いですね。
冒頭からガッツリ掴まれて、
次、どうなるの?
次、どうなるの?
え?そうなっちゃうの?
え?こんな展開あり?
という感じで、
一気に物語に引き込まれていき
ジェット・コースターのように
飽きることなく最後まで観てしまいました。
ちょうど先日に観たディカプリオ&ブラピの
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
が”悪い意味”で期待を裏切ってくれたこともあり、
非常に爽快な映画でした。
(こっちの映画は、実際の事件の
前提知識がないと楽しめないですね)
”事前情報ゼロ”で
観に行ったことが良かったです。
もし、パラサイト、まだ観ていない人は
「事前情報ゼロ」で
観るのが絶対にオススメです。
次の展開が全く読めず、
いや〜こう来たか〜
という感じで最後まで
全く展開が読めないと思います。
極上のサスペンス・ドラマ
を観た時の感覚で楽しめました。
韓国映画というと、私の中では
オールドボーイ
嘆きのピエタ
殺人の告白
なんかがパッと思い浮かびますが、
それを超える極上の感覚がありました。
韓国映画ならでは?の
「救いのないエンディング」
も秀逸です。
人間のドロドロとした「建前抜きの本質」
の部分をこれでもか!
という感じに描写してくれます。
最近、鬼滅の刃シリーズで
「ヒーローズ・ジャーニー」
について取り上げてきましたが、
この映画も途中までは
「ヒーローズ・ジャーニーか?」
とも解釈できるストーリー構成です。
半地下に住む、職無しの家族が
金持ち家族に続々と寄生していき
「豊かな生活」を手に入れる物語
と、、、
思いきや、急転直下の「悲劇」に
シフトしていくという。
見事な展開だと唸ってしまいました。
若干のネタバレも含みますが、
最後、息子が金持ちになって
「あの豪邸」を買い戻す、というシーンも
私の解釈ですが、
実は「妄想」、だと思います。
(”妄想”の意味は観ていない方は意味不明かとおもいますが、
ぜひ見てみてください!)
「底辺から這い上がることがいかに難しいか」
というドロドロとした現実を
眼前にリアリティーたっぷりにつきつけられた
そんな感覚がありました。
すごくオススメです。
それではまた!
ぷれぜん仙人