ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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人を動かすイメージの力【言葉でイメージを描けば人を動かせる!】

 

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ぷれぜん仙人です、

 

今日は人を動かすイメージのパワーについて

考えてみようと思います。

 

(1)自分自身で行動するためのヒントとして

(2)人に何らかの行動をして欲しい時

 

かなり役立つ話です。

うまく活用すれば、

 

  • 自分自身が行動できない時の処方箋
  • コピーライティングなどで反応率を上げるための文章術として、
  • 人に何かをお願いする時のうまい頼み方の方法論


などの活用ができます!

 
では、本題です。

 

人間はイメージできないと行動できない 

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例えばですが、

 

人から「これ、お願いします!」と

何か依頼系のメールをもらった時、

 

「なにやったらいいか分からん!」

 

そんな時って、ありませんか?

 

協力したいんだけど、”何をどんなイメージ”で

やったらいいかわからない!

 

という時があると思います。

 

私もつい先日、そういうことがありました。

 

ある方から好意で私のブログを推薦してくれる

という申し出がありました。

 

しかし、

 

推薦文を書いて欲しい、と言われたのですが、

「推薦文のイメージ」がわかなかったのです。

どんなイメージで書いたらいいのか
分からない!となってしまいました。

 

こうなると、

人は行動できなくなります。

 

人は、まず行動する前に

脳内でイメージを作り上げます。

その脳内イメージがアクションを
取らせます。

例えば、

今、このブログを読むのをやめて、
ゆっくりと右手を上げてみてください


実際にやってみて欲しいです。
たぶん、できますよね。

次に、

右手を上げるイメージ無しに、
右手が上がるかどうかやってみてください

これもやってみて欲しいです。

たぶん、マジメに私の指示通りに
できた方は上がらなくなります。

右手を上げたかったら、
右手を上げる前に、

脳内で上げるイメージ/指示を
出す必要があります。

この”小さな実験”でも分かるように、

 

イメージできないと行動できない!

 

 ということです。

行動したい!という意思があっても
そうなってしまいます。

私たちはイメージできなかったら
行動できないのです。

 

ビジュアリゼーションが効果的な理由 

 

逆に言うと、

 

「イメージできることは行動できる」

 

という風にも言うことができます。

 

だから、

 

コーチングでは”ビジュアリゼーション”

やります。

ビジュアリゼーションは未来の脳内
リハーサルです。

 

たくさんビジュアライズしておけば、

実際の本番でもうまくいく可能性が

格段に上がるのです。

そして、

ビジュアリゼーションできないのであれば、
「知識、情報が足りないので勉強しましょう」、
という風になります。

 

私の経験でも、

 

副業を始めた時、

サラリーマンから独立した時、

 

何を行動していいか分からず

フリーズしている時間

 

というのが、けっこうありました。

 

イメージがわかないから、
行動できないのです。

 
こういう人に必要なのは、
気合と根性ではなく、

まず何をどうやってやるべきか?
という情報であり知識です。

ビジネスで行動できない人が、
起業塾とか入って急に行動できる
ようになるケースもあります。

それは、

周りの仲間が行動していて、

リアルなケーススタディが溢れているので、
”イメージできる”ようになるから、

というのが1つの大きな要因としてあります。

 

 

この世界はヴァーチャル・リアリティ

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現代の最先端の認知科学では、

「現実」「想像」の違いは

 

臨場感の違いでしかない

 

という風に教えています。

ものすごい臨場感の高い夢を見ている時に、

私たちは現実との区別がつかない
ことがあります。

実は、私たちが「これは現実だ!」と

思い込んでいるこの世界も、

 

脳というコンピューターに写し出された

ヴァーチャル・リアリティなわけです。

 

目の前に見えている世界は、
網膜から入った光の刺激が、

視神経を通って脳の視覚野に到達し、
そこで映し出された”映像”です。

(なので”コード”か”画面”を破壊すれば、
 映像は消えてなくなります)

目の前の世界は”不変の真実!”と思っている
人もいるかもしれませんが、

人間に見えている世界と、
犬に見えている世界は違います。

 

嗅覚、味覚、触覚、聴覚なども全てそうです。

犬には人間が決して味わえないようなリッチな
嗅覚ワールドが広がっています。

 

 

言葉は脳内に”VR”を発生させるツール

 


言葉というものは、この”VR”を脳内に
生み出すツールです。

すごく良い小説を読んでいる時に、 
私たちはその活字の世界にどっぷりハマり

VRを体験しています。

VRを発生させるためには、
具体的で臨場感の高い描写が不可欠です。

 

これはコピーライティングなどで、

書き慣れていない人の
”あるある”ミスなのですが、

 

商品説明とかをする時に、

「すごく抽象的な表現」

 

をしてしまうということがあります。

 

抽象的な表現は脳内にリアルなVRを

発生させません。

 

つまり、

 

魅力的に伝わらない、
ということになります。


優れた文章や、コピーライティングは、 

脳内でその映像が再生されるのを
手助けすることができます。

 

イメージさせるための2つのポイント

 

では、このイメージをさせるという点で
重要なことはなんでしょう?

今日は2つ、お伝えします。

それは、

  1. 具体的な商品のイメージを見せる
  2. アクションステップを詳しく描写する


この2つのテクニックです。

 

 

1、具体的な商品のイメージを見せる

 

 

コピーではとにかく、完成品のイメージを見せる

ということが反応率をあげます。

 

実際に物がある食品、家具、車、、、

これらの商品では、

写真/映像のクオリティが命です。

 

あれこれと、文章で御託を並べる前に、

まずは具体的なイメージを見せてしまった方が

早いのです。


商品説明用のコピー(文章)もそうです。
抽象的な表現ではダメで、

文章でイメージを見せる!のが
良いコピーライターです。

 

抽象的なコピーでは何のイメージも
湧きません。

具体的に、商品のイメージを喚起するような
具体的なコピーを書く必要があります。

 

例えば、

 

美味しいステーキはいかがですか?

 

と言われるのと、

 

松坂牛の、
きめ細やかなサシの入った上質な脂と、
柔らかな仔牛のような肉質、
鼻をくすぐる豊かな風味

が堪能できる、
A5ランク、最高級のステーキはいかがですか?

 

と言われるのでは、

 

「かなり印象」が違いますよね。

 

商品を説明する時は、五感的な、具体的な

描写がをして想像させるのがポイントです。

 

これは日頃から訓練しないといけません。

私たちは日常的に、”抽象語”ばかりを使って
コミュニケーションしているからです。

 

その服、オシャレだね!

今日の料理は美味しい!

良い仕事してくれたね!

というのは、全て抽象的です。
具体的な表現をするためには、

日常から練習をすると良いですね! 
(私は全く、できてません!笑)

 

 

2、アクションステップを詳しく描写する!

 

 

これもすごい効果的です。

アクションステップが分かるか、
分からないか?

かなり反応率が変わります。


例えば、


・契約をした場合、どんな風に今後の流れ
 が進んでいくのか?

・商品を購入した場合、何が、いつ、
 どのように届いて、それをどんな風に
 どの順番に活用するのか?

などを、分かりやすく描写して
イメージさせるのです。


これをするだけで、
「購入しやすく」なります。

私は、見込み客の方とzoomとかで
商談をしたりしますが、

その時に必ずこのテクニックを使います。
それだけで、かなり反応が変わります。

 

このアクションステップを想像させることの
パワーを理解してもらうために、

 

すごい身近な例で
あなたに説明してみましょう。


例えば、田舎から出てきた友達と
新宿で待ち合わせする時に
友達に説明するとしましょう。

友達は、東京に不慣れな人、
という設定です。

あなたなら、
どういう言葉で説明をしますか?

次の2つを比べて欲しいのですが、

 

新宿に13時に待ち合わせね!

 

と言われるのと、

 

新宿に13時に「アルタ前」で待ち合わせね。

電車は池袋までは○○線で、池袋から

新宿までは山手線で行けるからね。

具体的な時間は、後でLINEで送るから

それに乗れば大丈夫だよ!

新宿についたら、

駅の東口改札を出ると、50m先くらいに

でっかいスクリーンがついたビルがあるから、

そこに行って、その下で待っていてね!

13時ね!アルタだよ!間違えないで!

 

と言われたら、”かなりイメージ”湧きます。
たぶん、最初のパターンと比較して、

友人と13時に新宿で会える確率はかなり
高くなるんじゃないでしょうか?

 

これは、自分が行動する時も同様です。

もし、

あなたが何か新しいチャレンジをしよう!
と思っても、

なかなか動き出せないとしたら、、、

 

このように、行動のステップを細かく
ブレイクダウンしてみるのが良いです。

しかしながら、

素人にはこのブレイクダウンができません。

知識がないからです。

だから、

行動するために、何をどういう順番で
やっていけば良いのか?

ということを徹底的に調べるのです。

そうすると、脳内でまず仮想現実が作られ、
それが現実世界(これもVRですが!)

に実装されやすくなります。
つまり、行動して、結果が出やすくなります!

 

まとめ

というわけで、

人間はイメージできないと行動できない!

 
これを強く意識してみてください。

具体的鮮明描写したり、

アクションステップイメージ
させたり(したり)します。

 

  • 自分が行動できない時
  • 相手が思うように動いてくれない時
  • セールスレターの反応が出ない時


様々な場面で

「具体的にイメージさせる」

というテクニックは活用できます!
私は、すごく重宝しています!

 

今日は以上です!



ぷれぜん仙人