ぷれぜん仙人です、
今日は仕事術の話を
してみたいと思います。
私がかなり重宝していて、
めちゃくちゃ効果がある!
と実感している仕事術です。
結論をお伝えすると、
ハコを用意すると中身は埋まってしまう!
という謎の法則を利用した仕事術です。笑
こんな経験ありませんか?
新しい収納を用意すると、気づけば物でいっぱいに
なったりしたことありませんか??
- 新しく棚を用意する
- 新しく収納用のボックスを買う
- 新しく整理用の靴箱を買う
- 新居に引っ越してクローゼットが広くなる
こうした行為は「ハコを用意する」行為です。
そして、ハコが用意されると、物が埋まる。
こんな経験は誰しもあるんじゃないかなと思います。
不思議なことに、人間という生き物は
ハコを用意するとそれを埋めたくなります。
実は、
この性質は仕事にも大いに活用できて、
めちゃくちゃパワフルです!という話。
もしかしたら、心理学かなんかで
専門用語もあるのかもしれませんが、
私は知りません。
私はこの”謎の性質”に気付いてから、
- 会社員時代のプロジェクト
- 副業のプレゼン資料作成
- ブログ執筆
- セールスレターを書く
- セミナーコンテンツ作成
- 目標達成や日々の積み上げ
色々な場面で幅広く使ってます。
これ、本当にめちゃくちゃ
パワフルなんですよね。
なので、
いくつかの事例を通して具体的な活用例を
お伝えしてみたいと思います!
ブログでの活用
ハコから設計すると早くて高品質
私のブログの作業フローはこんな感じです。
- テーマ・タイトルを決める
- 見出しをいくつか考える
- 中身を書いていく
- 最後に画像、太字、改行などのデザイン
ブログを書く時はまず、「ハコ」を用意します。
ブログでのハコは、「テーマ+見出し」です。
ハコを用意してから書くのと、
何も考えずにノープランで書き出すのでは
スピードも、品質(構成)も段違いで違います。
ブログを書くとき私が最初にやっているのは、
テーマ、タイトルを書いてしまうことです。
このテーマというのが大きな箱の役割を果たします。
次にするのが大きな見出しを考えることです。
何もない状態からネタを考えようとすると
大変なのですが、
まずテーマタイトルという大きなハコを決めてしまえば、
それにぶら下がる中身のコンテンツのハコ(見出し)
が決まります。
この、①テーマ/タイトル②見出し
が、ブログのハコ(骨格、骨組み)になります。
ハコができると中身が思いつく!
ポイントはまずハコを用意する。
そして、
思いついたところから「埋めていく」
という書き方になります。
一度に全部を書くというよりは、
常に複数のネタに同時並行的に
取り組んでいくイメージです。
・散歩をしている時
・本を読んでいる時
・YouTubeを見ている時
・お風呂に入ってる時
閃きがあってテーマを思いついたら
ハコ(骨組み)をメモ帳に書いておきます。
私は友人から、
「ブログの毎日更新なんて
よく継続できるね」
と聞かれることがあるのですが
大きな秘密の1つがこれです。
朝起きて、ゼロから4000字とかの
コンテンツを書き上げるのは難しい作業です。
しかし、たくさんハコを用意しておくと、
「あ、これ書けるな」みたいな感じで、
ネタがどんどん出てきます。
思いついた時に音声入力を使って
バシバシ入力していきます。
こういう感じでブログの粗い原稿案を
たくさん用意しておけば、
当日書き上げるネタはその中から
1つをピックアップして仕上げる感じ。
ゼロから書くのではなく、
50〜80%くらいは既に書き上がって
いるのですごく楽です。
こちらは私のスマホに入っているブログの
ネタ帳になります。
プレゼン資料作成での活用
プレゼン資料を作る時も、
私はこのやり方で作業を進めます。
ステップとしては、
- 伝えたい内容を書いたハコを作る
- 全体を構造化する
- 中身をざっくり作っていく
- 細かく仕上げていく
最初にやる事は全体の
大きな構成をつくることです。
プレゼン資料に入れるべきコンテンツを、
ワンスライド・ワンメッセージで
ページのタイトルだけを書いたカラの箱
をたくさん作っていきます。
それがある程度できてきたら、全体を構造化して、
順番を並べ替えて大きなブロックを作ります。
これでハコが完成します。
次にその中にどんな中身を書いていくのか、
まずざっくりと作り上げていきます。
1ページ、1ページを完成させるのではなく、
20〜30点で広く粗く作り上げる感じです。
そこからちょっとずつ価値を付け足しながら
ページを仕上げていく感じです。
この手法は4年ほど前の記事でも
書いていますが、
1ページ、1ページを完璧に作り上げていく
よりは、”漆塗り”のようなイメージで、
少しずつページのクオリティを上げていく。
この方法でやると早く、クオリティーの高い資料
が作れますのでお勧めの方法になります。
チームワークでの活用
このハコを用意する → そこに埋めてもらう、
というのは複数の人で協働する時も役立ちます。
全員がバラバラに、自由に仕事をしてしまうと
入れるべき情報がまちまちであったり、
テイストやデザインがバラバラになります。
私はサラリーマンの時は全体を統括する
リーダーのような役割をやっていたので、
この後戻り工数を減らすために、
最初に自分がハコを作って依頼をする
ことでクオリティコントロールし、
プロジェクトの全体スピードを上げていました。
まあ、これ自体はすごく普通の仕事のやり方
だと思いますが・・・。
重要なのは「ハコのクオリティで全てが決まる」ので、
ハコの設計を誤ると全体の仕事のクオリティが
下がってしまうのでそこを注意ですね。
目標達成・積み上げでの活用
このハコを作るやり方は、
目標達成、日々の積み上げでも
とても重宝しています。
毎日、自分の「意志の力」で積み上げを
継続しようとすると大変ですが、
日々、継続的にやるタスクの「ハコ」を
作ってしまって管理すると驚くほど簡単に
継続しやすいです。
意思の力を使って、
- 毎日30分、英語を勉強する!
- 腕立て伏せを50回やる!
- 本を30分読む!
みたいにやると、必ず挫折します。
しかし、ハコを作ってしまって、
”毎日チェックする”仕組みにするだけで
かなり継続率が上がります。
❌がつくのが嫌なので、ハコに⭕️を
つけたくなるのが人間の心理なのでしょう。
昔はエクセルなんかで自分で表を作って
いたこともありましたが、
今はたくさんの「目標管理アプリ」が
ありますでのそちらでやると良いです。
例えば、
私は目標継続カレンダーを使っています。
こんな感じのインターフェースで
積み上げ管理できます。
子供の頃、夏休みの「ラジオ体操」に行くと
スタンプを押してもらえるみたいな感覚です。
これでやっていくと日々の継続、積み上げが
可視化されてかなりやる気がでますね。
こういうのも一種の「ハコを埋める」
という心理効果だと思っています。
なぜ、ハコを作ると効果的なのか?
同じようなことを実践されている方は、
この”ハコのパワー”に同意して頂ける
と思います。
では、なぜなのか??
と考えると
このハコを作って仕事をするのが
とても効果的なのは
意識を集中していない時の、
潜在意識の働きがあると思っています。
潜在意識は、24時間365日、
止まることなく動き続けています。
よく言われる話で、
脳は質問をすると答えを導き出します。
グーグルの検索バーみたいなものです。
ハコを用意する、という行為はこの
「潜在意識へ質問を出す」
行為になるのだと思います。
つまり、ブログや、プレゼン資料などで、
ハコを用意する(=質問をする)と
その中身を潜在意識が
回答してくれるイメージです。
私はこの効果を「小人の靴屋さん効果」と
勝手に命名しています。笑
夜寝ている間に、
散歩をしている間に、
別の趣味なんかをしている間に、
小人の靴屋さんが、ハコの中身を
考えて教えてくれるからです。
自分の顕在意識だけで仕事をしようとすると
なかなか非効率だったりするのですが、
この潜在意識という超強力なパワーを
活用することによって、
何十倍も生産性の高い仕事ができるように
なりますのでとてもおすすめになります。
まとめ:とにかくハコを用意しよう!
というわけでハコを作ると、勝手に中身が埋まる!
という強力な作用を活用した仕事術をご紹介しました。
これって、
ネガティブに作用することもありますね。
例えば、大企業とかで、
社員を増やす(ハコを作る)
無駄な仕事が増える(中身が埋まる)
なども、そうだと思っています。
しかし、
ポジティブに活用するとめちゃくちゃ強力です。
活用していなかった方はぜひ活用してもらえると
良いと思います!
今日は以上です!
ぷれぜん仙人