ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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愛すべき靴、”ローファー”の魅力【コレクション紹介&フィッティングの解説】

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ぷれぜん仙人です、

 

先週出した革靴の記事ですが、、、

 

「予想外の大ヒット」

になりましてビックリしております。

f:id:presen-sen-nin:20200704193923p:plain1週間で約600pvというのは、

私のブログの記事としては「かなり多い」
部類にはいるものですね。



こんな記事、誰も興味持たないんじゃないか、
と思っていましたので改めて、

「自分の直感は全くあてにならない!」

ということを実感しました。笑

革靴の記事に対するニーズがある!

ということがわかりましたので休日など、
たまにこういう、”ゆる記事”

も入れていきたいと思います!

で、今日のテーマは、

「私の持っているローファーの紹介」です!

前回記事を書きながら思い出したのですが、

私も革靴にハマり始めの頃は、

いろんな革靴マニアの人のブログを読んでは
ニヤニヤしたり、いいなぁ〜と言う感じで

何度も同じ記事を読んだりしていました。笑

 

私の記事が、「次はどの靴を買おうかな?」
と検討中の方の何らかのヒントになれば、

「あの時の恩返し」にもなるんじゃないか!?
と思い、書いてみたいと思います。

 

なお、前回にもまして、


かなりマニアックな
領域に入っております。



革靴に興味ない方には、

・どうでも良い話の連続
・完全なる時間の無駄

になりますので、

革靴に興味のある方”のみ”
読んでいただければと思います!

 

ローファーという愛すべき存在

 

ローファーって持ってますか?

私は靴にハマるまでは1足も
持ってませんでした。

私のローファーのイメージは、
ちょっと前までは

高校生の頃に履きつぶしていた
ボロボロのローファーでした。

 

ブレザーで履く、ダサイ靴・・・

みたいなイメージが
長らくついていましたので、

買うことを検討することもなく、
ましてや「高級靴」なんてとんでもない!

と革靴にハマり出してからも思ってましたね。
(どうせ高いもの買うなら、ひも靴、という感じ。)

しかし、

今ではめちゃくちゃハマってます。
もう、愛おしい!という感じです。

そのフォルム、手軽さ、
紐靴とはまた違うフィット感、
歩いた時の感触、、、

ローファーならではの良さ
って確実にありますね。

どう考えても、フィット感では紐靴に
「勝てる要素」がないはずなのですが、

なんかローファー独特のフィット感や、
歩きやすさがあると思います。

私は、プライベートはもちろんとして、
サラリーマン時代は仕事靴としても
ガンガン履いていました。

今では、もっぱらローファーを
履く機会が増えています。

コレ無しでは考えられない!
というくらい重宝していますね。 

 

私のコレクションの紹介!


私が現在持っているローファーは3足です。

・JM Weston(180 Signature Lofar)黒
・EdwardGreen(PICCADILLY) 茶色
・EdwardGreen(PICCADILLY) 黒

というラインナップになっています。
1足ずつ、ご紹介します!
 

JM Weston 180 signature loafer

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ローファーと言えばジェイエム・ウェストン、
ジェイエム・ウェストンと言えばローファー

と言うくらい、有名なモデルになります。

昨日、今日、流行った靴ではなく、
もう70年近く売り続けられ、

世界中のローファー・ファンを虜にして
やまない「キング・オブ・ローファー」です。

何と、第二次大戦後に発売されたらしく、
当時からほとんど見た目も変わっていないようです。

まさに、「不朽の名作」ですね。

カジュアルなようでスタイリッシュ、
スタイリッシュなようでカジュアル、、、

これ1足あれば、オンもオフも使えます。

1足だけローファー買うなら、
間違いのない選択かと思います。


買ったばかりの頃の写真です!なんとも美しい!
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ウェストンの特徴として、

・バラエティー豊かなサイズの取り揃え
・どこよりも細かなフィッティング

があります。

他のブランドは、

靴のサイズが5ミリ間隔のところ、
ウェストンは4ミリ間隔です。
(より細かく調整可能!)

さらに、横幅(ウィズ)も
多くの他のメーカーは

2〜3種類ぐらいしか取り揃えがなくて、
しかも日本での販売は1種類しかない、
という場合が多いですが、

ウェストンは、
A〜Fまで6種類完備!

という驚異の取り揃えです。
(原価率、悪そう!)

そのため、すごく細かくサイズ調整できるので、
「ウェストン・フィッティング」とか「万力締め」

とも呼ばれるギリギリのサイズ感を攻める
のが王道(?)とされています。

ちなみに、

最近のウェストンの店員さんは、あまりギリギリの
ところを提案してこないようです。

履き始めが「修行」のように痛いので、
苦情に発展するのを恐れているのでしょうか??
(真の靴好きはそんなこと言いませんけど!)
 

私は最初の頃は、近くのコンビニまで歩いて
帰ってくる10分位から履き慣らしをやります。

それで、徐々に慣らしていって、

1時間、、、半日、、、全日、、、

と履く時間を伸ばしていく感じです。

会社に履いていくなら、
「スリッパ必須」です。
(痛くなったら休憩!)

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私の感覚ですが、30回くらい?
履く頃にはすっかり足に馴染みました。

今では、「相棒」という感じです。

革もフランス・デュプイ社の
「最高級ボックスカーフ」を使用しており、
何とも言えない高級感、艶感があります。

このデュプイ社って、「ジャランスリワヤ」の
靴にも使われているタンナー(革メーカー)
なのですが(そのため、ちょとナメてました)

断然、良い革ですね。

ジャランスリワヤに卸している
革とはグレードが全く違うのでしょう。

写真よりも実物の方が高級感ありますね。

 

Edward Green Picadilly(dark oak)

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この靴はとにかく使いやすくて
重宝しています!

色味がアンティーク・ダークオーク
と言うグリーンの定番カラーなのですが、

ムラ感のあるアンティーク加工がされており、

カジュアルすぎないが、
ほどよく、くだけた感じがあります。

しかし一方で、

フォルムがすごく抜群にカッコ良い。
スタイリッシュ。

このカラーと、フォルムが生み出す
「何とも言えないセクシーさ」

がこの靴の最大の魅力です。

ローファーって、普通は
”カジュアルな感じ”ですよね。

でも、このピカデリーちゃんは、

そのフォルムゆえなのか?
革質ゆえなのか?分かりませんが、

ドレッシーな雰囲気すら漂わせる
靴になっています。

紺色のスーツとかで合わせると、
めちゃくちゃカッコいいですね。

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あとは、履き心地!!!

これがまた最高です。

エドワードグリーンの特徴として、

「履いた時の気持ちよさ」
「歩いた時の気持ちよさ」

は無敵ですね。

私はジョンロブは1足しか持ってませんが、
ロブは「硬い!」「気が引き締まる!」

という感じなんですよね。

ミュージアム・カーフは
もっと柔らかそうですけど、
ボックスカーフは硬いです。

話それました!

グリーンの靴の大きな特徴で、

土踏まずの部分を持ち上げられるような
抜群のフィット感があるのですが、

それはこのローファーでも健在です。

しかも革の質感が柔らかい感じで、
長時間履いていても疲れない感じです。

この靴はあまり「修行期間」の思い出が
ないですね。

最初から結構、
歩きやすかった記憶があります。

それで、「あれ?サイズ、ミスったかも??」
と焦りましたが、大丈夫でした。

今では、完全に馴染み、
もう最高の履き心地です。

会社員辞めてからは、とにかく重宝してます。
こんな感じでデニムで履くことが多いです。

フォルム、色がセクシー!なんですよね。

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Edward Green Picadilly(black) 

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こちらは色違いです。笑

あまりに茶色のピカデリーが好きすぎて、、、
もう一足欲しい!と思って購入しました。

ただ、サイズが違います。

私はグリーンは全てEウィズの6サイズで
履いていますが(かなり、足が小さいのです)

この黒のピカデリーだけは
Dウィズウィズの6で履いています。

ギリギリまでタイトフィッティングを
攻めるのが私の流儀なので、

先に紹介したダークオークのピカデリーを
履いていて、もうちょっと攻められるかも?

と思い、横幅を1つ落としてみた、
という感じです。

そのため、

先ほどの茶色のピカデリーと比べると
「修行期間」がありました。

革も、個体差なのか?分かりませんが、
こっちの方が硬い気がするんですよね。

 
これ、買った時の写真です。パリっとしてます。

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専門的なことは分かりませんが、

アンティーク加工の靴と、
そうでない普通の染め方で違いが
生じているのか??

茶色のピカデリーと比べると、
硬い履き心地、そしてパリッとした感覚

がありますね。

買ってから結構履いてますが、
”まだどこか他人行儀”

という感覚があります。

そこが、この子の魅力なのかも??
しれませんが・・・。笑

この靴は、カッコいいですね。
茶色のピカデリーが”セクシー”なら、

黒のピカデリーは”男前”って感じです。

けっこう多頻度で使っています。

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ちなみに、同じ黒のローファーですが、
ウェストンと比べると

”けっこう違う”と感じます。

やはり、革質、フォルムで
印象がかなり違いますね。

エドワード・グリーンのローファーは、
ローファーっぽくないドレッシーさがありますね。
f:id:presen-sen-nin:20200705004932p:plainちなみに、この写真だとウェストンの革質が
イマイチに見えますが、そんなことないですね。

ウェストンの革も全然、素晴らしいです。

 

ローファーのフィッティング問題

 

紹介は以上なのですが、

ローファーを買う方のために、
フィッティングについても

「私の私見」を書いておきます。
あくまで「私見」なので、

購入の際は自己責任でお願いします!

 

フィッティングはローファーの生命線

 

ローファーと言うのは当然ですが
紐がありません。

ひも靴であれば、多少緩くてもキツくても
ひもで調整が可能です。

しかし、ローファーはこれができませんので、
フィッティングが生命線となります。

 

ゆるい場合は、後で中敷きで調整などの方法も
なくは無いのですが、

かなり履き心地に無視できない位の
変化が起こってしまうと思いますので

ここはかなり注意した方が良いと思います。

 

私のフィッティングに関する方針

 

私はフィッティングに関しては、
これはローファーに限らないのですが、


「とことんギリギリを攻める!」


というのが基本方針です。

 

これは人それぞれの好みですが、

私は革靴と言うものは「自分の皮膚の延長」
のような感覚で履きたいと考えています。

人馬一体じゃないですけど、靴が自分の一部
になってるような感覚が好きなのです。

なので、

かなりタイトフィッティングで
履くようにしています。

 

私のポリシーとして、

履き始めの段階では

 

”歩けないほど痛い”が正解

 

という謎の信念を持っています。笑


グッドイヤー の靴は必ず、

・コルクの沈み込み
・革の伸び

がありますので、

履き始めに快適だったら、
たぶん、ユルユルになります。

もちろん、メーカー毎の差、
使われている革の差もあります。

例えば、オールデンは最初から快適でも
OKとかありますので一概には言えません。

が、たぶん共通の問題点として、

 

多くの日本人はサイズを間違っています!
 

これはもちろん人によって
好みはあると思います。

でも、私が思うに、多くの日本人の方は
確実にハーフサイズ、下手するとワンサイズ以上
大きい靴を履いている方が多いですね。

歩いているところを見ると「ブカブカ」に
見える人が本当に多い。

多分、ひも靴なのにそのままをひもを緩めないで
脱ぎ履きしたくてそういうサイズ感にしている?
のかもしれません。(意識していないだけかも!)

ですが、

ローファーでこれやっちゃうとアウトなので。

高いローファー買う時は、よくよく考えて、
タイトフィットで買うのをおススメします!

(かと言って、”入らない”とかダメですよ!)

今日のまとめ



いかがでしたでしょうか?

ずいぶんマニアックな話を
長々と書いてきましたが、、、

ローファーを検討されている方や、
ちょっと革靴に興味が出てきた方にとって

何か参考になるものがあれば幸いです!

ローファーはひも靴以上に
フィッティングが難しく、

運命の一足に巡り合うのは
難しいのですが、、、

足に合えば、最高です。

 

ちなみに、、、

革靴に興味のない友人に自慢すると、

「ハルタのローファーと何が違うの??」

という悲しい質問が飛んできますので、
絶対にやめましょう。

靴は、自己満です。


これだけは肝に命じてください。

 

今日は以上です!

そのうち別の靴の紹介もやるかも!?
しれません。


ぷれぜん仙人