ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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面白い文章を書くためには?【NG行為と、マスターへの道】

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ぷれぜん仙人です、

今日は昨日の続編になります!

もともとは1記事の予定だったのですが、
あまりに長くなってしまって、、、

「こんな長いの、誰が読むねん!」

と、本人が思ってしまったので・・・。笑
2回に分割してお届けすることにしました!

ちなみに、読んでいない方のために
前半の記事はこちらです!

www.presen-sen-nin.com


さて、面白い文章とは何か?
について。

前半戦では、(私の完全主観ですが)

価値がある(新しい情報、学び、エンタメ、共感等)
ことに加えて、

こうした条件が必要なのかな?
ということをお伝えしました。

面白い文章の条件 1、一次情報が入っているか?
2、忖度がないか?
3、ポジションを取っているか?
4、独自性があるか?
5、本音を出しているか?
6、ターゲットを絞っているか?


では、

「書けるようになるためにはどうすればいいのか?」
という話を後半でしてみたいと思います!

面白い文章にとってのNG行為

 

まず、面白い文章を書こう!

の前にこれをやってしまうと、
文章が一気につまらなくなってしまう!

と思っているNG行為があります。
これは気をつけた方が良いですね。
 

1、”正しいこと”を書こうとすること

 

”正しいこと”を書こうとすると、

かなり文章からエッジが無くなる
と思います。

教科書的、権威的、もっと言うと
「ふつう」になります。笑

そもそも、”正しい”なんてないんですが、

あるとしたら、

「一般の人、みんなが同意しそうなこと」

が”正しい”のだと思います。

要するに、正しいことを書こうとした途端、
「空気みたいな文章」にならざるを得ません。

これは、ヤバいのでやめるべきですね。

前半戦でお伝えした、ポジション、本音、
忖度などとも関連しますが、

「正しいこと=間違いないのないこと」

を書こうとした瞬間に文章から
エッジが消えてなくなりますので

注意しましょう!

 

2、他人のモノマネ


他人のモノマネはよくないです。

あなたの個性を潰し、どこかで見たような
平均的、一般的な文章に変えてしまいます。
 

私はブログなどを書く時に1点、
気をつけていることがあります。

それは、

自分で書こうとする内容を考える前に、
Google検索などをしてしまうことです。

これをやってしまうと、

確実に、見てしまった情報の影響を受けます。

「白」だと思っていたことが、「黒」に
なってしまうとか、「ちょいグレー」
になったりします。笑

また、先行者の書いている記事を読んで、

「え?こんなすごい記事が既にあるの!?」

みたいな感じで自信喪失して、

書く気が失せるなどの弊害も
考えられます。笑

ちなみに、今日の内容も

「完全に私の思いつき」で書いています。

他人の書いたテキストブックも、
本も、ブログも参照していません。

(もちろん、これまでにたくさんの”勉強”
 はしてますが・・・)

これをやってしまうと、途端に、

・「ああ、これをコピペしよう」
・「あれ?俺の考え、”間違っている”かも!」

みたいな修正が入ってしまい、

私らしさが消え失せた、個性なき工業製品
みたいな文章になります。

なので、私は検索しません。

検索するとしても、ある程度自分の
書きたい軸を考えた上で、

「他の人と被っていないか?」

を確認する目的で行う
ようにした方が良いと思います!

 

3、中身より文章術を意識する


「文章術」みたいなHOW(どうやって)
の部分にフォーカスするとまずいと思います。

たぶん世間一般の人はこちらを気にしがちだと
思うんですけど、、、

中身(何を書くか)より文章術(どうやって書くか)
に意識が向いてしまったらマズイですね。

「学校教育で評価されるような文章を書く」

という観点でしたら、本屋さんで文章術の本を
買ってきて学んだらいいと思います。

でも、

「面白い文章」を書こうとする上では、文章術に
意識が向いていること自体が問題だと思います。

面白い文章を書きたかったら、文章術の前に、
「何を書くか?」が大事です。

何を書くか?? vs    どうやって書くか??

なら、ダントツで「何を書くか??」でしょう。

例えば、

外国人で、日本語がめちゃくちゃだけど、
クレイジーな経験をたくさんしている人

       vs

アナウンサーでとても綺麗な日本語を話すけど、
とても常識的で普通の人

がいたら、どっちの話が聞きたいでしょうか?
まあ、答えは聞くまでもないと思いますが。

正直、文章術とか習えば習うほどに、
どうでも良い「HOW」の部分に意識が向いて
つまらなくなると思いますね。

では、このNG行為をやらない、
次にどうやって文章を磨いていくのか?

という話です。

 

面白い文章を磨いていくための道

 

私は面白い文章を書くためには、
大きく2つの要素が必要だと思っています。

わかりやすく、「料理」に喩えると、

1、調理の腕前を磨く
2、良質な食材をたくさん集める

の2つです。

1、調理の腕前を磨く

調理の腕前とは、
「食材から料理を作る能力」です。

同じような経験をしていても(食材が同じ)
調理の能力が違う場合(調理の腕前が違う)

と、出てくる料理のレベルが変わります。
 

面白い文章を書くためには
「思考の言語化能力」の質が高い

ことが重要です。

文章というのは、脳内のカオスな思考や感情
を文章という「型」に流し込む作業です。

この型が優れている = 言語化能力が高い

ということなのですが、
問題はどうやったらこの能力が向上するか?です。

で、

世の中を見渡してみると

面白い文章を書く人、面白い話ができる人、
いずれの人にも共通点があって

「とにかく量をこなしている」

というのがあります。

私の好きなコピーライターの方は、
ビジネスをスタートさせてから4〜5年間は、

「毎日最低1通メルマガを書いていた」

と言っていました。

セールスレターは過去に200通以上
書いているそうです。

これだけの量をこなすと、
量が質に転換するのだと思います。

他にも、

この人の文章、面白いな〜
この人の話は面白いな〜

と思うと、

実は、かなりの「下積み期間」
やっていたりします。

昨日、今日、書き始めて面白い文章が書ける
はずもなく、膨大な積み重ねが重要です。

その点、

私なんか「全然、量が足りない」
というのが間違いなくあって、

3月からこのブログの「毎日更新」を
スタートしたわけですが、

この”わずか4ヶ月”の期間であっても、
自分の考えていること、感じたことなどを

文章に落とし込むための筋肉のようなもの
が発達してきている感じがあります。

もちろん、

今でも全然たいしたことないわけですが、
それでもこのブログを始めたばかりの時点や、

去年までの毎日更新スタート前の文章と比べると、
明らかに成長を自分でも感じています。

 

というわけで、話はシンプルですね。


とにかく、たくさん書く!


ということかと思います。

2、良質な食材をたくさん集める

 
最初の「料理の腕前」だけだと、
美味しい料理は成立しません。

やはり、「食材」が必要ですよね。

どんなに腕前が良くても、良質な食材が
揃わなかったらおいしい料理は作れません。

逆に言うと、

腕前が大した事なくても食材が良質なら
あまり手を加えず、そのまま出すだけで
おいしい料理にもなると思います。

この食材に当たるのが人生経験だと思います。

バラエティー豊かな人生経験をされている方の
文章はすごく面白いです。

特に、

人がやっていないような経験を、
人がやっていないようなレベルで

している人は、とにかく面白いです。

例えば、以前、こちらのブログ書評でも紹介した

与沢翼さん

www.presen-sen-nin.com


村西監督

www.presen-sen-nin.com

とかは、本を読んでも、ツイッター読んでも、
あるいはYouTubeなどの話を聞いても、

めちゃくちゃ、面白いです。

変な型に囚われておらず、我流なのですが、
とにかくコンテンツが面白いからです。


やはり文章を磨きたかったら、
とにかく、多様な経験を積む、というのが
大事だと私は思います。

もちろん、

・本を読む
・人の話を聞く
・テレビやYouTubeを見る

みたいな学習も良いと思います。
(というか、すごく重要です。)

人間の体験できることには時間的、
物理的な制約がありますので、

他者の体験から学ぶことも、
料理の材料を仕入れることになります。

新しい知識を身につけたり、

思考のフレームを身につけたり、
考え方、様々な価値観なども吸収できます。

が、「面白い文章」という観点ですと、
自分自身の体験をたくさんしていかないと、

文章に深み、説得力が出てこないと思いますので、
やはり行動、体験が重要かな、と思いますね。



文章を磨くことは、自分を磨くことそのもの


というわけで、やはり「体験」ですね。
文章を磨きたかったら、自分を磨くしかない。

例えばですが、

①1000冊の恋愛本を読んだ人
      vs
②1000人の女性と遊んだナンパ師


①世界遺産検定1級の取得者
      vs
②世界50カ国を貧乏旅行
 したバックパッカー



①ハーバード大学で200社の
 ケーススタディをこなしたMBA
      vs
②3社の瀕死の会社を立て直した
 コンサルタント


いずれにおいても、
②の人の文章が面白いと思います。

自分で行動して、どんな結果を得て、それに対して
どう考えたのか?どんな感情を持ったのか?

こうした”一次情報”を潤沢にしていくということが
その人の文章を面白くさせる最大のスパイス

だと思います。

 

今日のまとめ

 

「面白い文章」を書くための条件、マスターへの道、、、

前編、後編にわたってお届けしてきましたが、
いかがだったでしょうか?

もちろん、これは私の”偏った考え”なので、
正解でも何でもありません。

一つの視点として、何かしら取り入れられるもの
があれば幸いでございます!

重要だと思うのは、

1、とにかく、書き続けること
2、独自の体験を増やしていくこと

が面白い文章を書ける人になるための
地味ですが王道ルートかと思います!

あとは、

1、正解を書こうとする
2、他人のモノマネ
3、中身より文章術

みたいなNG行為はやめた方が良いと
個人的には思います!

最後に、

”文章術”とはまったく関係ありませんが、

 岡本太郎さんの本とか読むと、

もっと独自性、自分らしさを
追求した方が良いな!

という勇気が出てくると思います。

自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫)

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  • 作者:岡本 太郎
  • 発売日: 2017/12/09
  • メディア: 文庫
 

 
それでは、今日は以上です!


ぷれぜん仙人