ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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”感謝”という感情のパワーと鍛え方【人生を変える最強の感情】

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ぷれぜん仙人です、

今日はちょっと変わったネタです!

「感情」について、

特に「感謝」という感情について
考えてみたいと思います。

「人間は感情の生き物だ」

みたいな言葉がありますが、

私は、この感情をどれだけうまく支配し、
活用できるか?で人生でどれだけ成功できるか?
が相当、左右されると思っています。

逆に、

「感情によって人生を破壊される」
というマイナス面のリスクもあります。

一時の感情の爆発で
人間関係を壊してしまったり、

最悪の場合、「死」を選んでしまったり・・・
という恐ろしい引き金にもなります。

感情というものは本当に強力な
力を持っていますので要注意ですね。

 

人生を変える、”最強の”感情

 

さて、

人間の感情にはたくさんの種類があります。

楽しい、嬉しい、喜び、希望
みたいなポジティブなものも、

恐怖、不安、嫉妬、憎しみ
みたいなネガティブなものもあります。

いろんな感情がありますが、

「人生を変えるパワー」

において多くの「識者」、
「覚者」が指摘している


最強レベルのパワーがある感情


が、今日のテーマである

「感謝」


という感情になります。

たぶんですが、多くの方は
「はい?感謝の何が最強なの?」

と感じると思います。

私自身、おそらくこれを初めて”知った”
のは10年以上前の話ですが、

「ふーん」

くらいの感じで、すぐに忘れました。

全くもって重要視していませんでしたし、
むしろ「感謝なんて綺麗ごとが役にたつかよ!」

くらいの感覚で聞いていた節があります。

しかし、

最近になってようやく理解が
深まってきて、


確かに、感謝ってすごい感情かも

と認識を改めていたりもします。

何がそんなにすごいのか??
というと、

  1. ネガティブ感情の浄化
  2. ポジティブ感情の増幅
  3. 人から好かれる人になる


という強力なパワーがあるからです。

詳しく、解説します!

 

1、ネガティブ感情の浄化

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まず、


「感謝とネガティブ感情は同居できない」

という恐るべき真実があります。

例えば、ネガティブな感情というと、
不満、恐怖、嫉妬などなどありますが

 

  • 感謝しながら、不平不満を持つ
  • 感謝しながら、恐怖、不安で慄く
  • 感謝しながら、嫉妬の炎に苦しむ

 

というのは起こりえません。

仮に、こういうネガティブな感情を持っても、
「感謝」という感情を感じた瞬間に
綺麗に消えてしまいます。

つまり、

感謝という感情はネガティブな感情を
全て綺麗さっぱり”清めて”くれる

”聖水”のような脅威のパワーを秘めています。

例えば、

仕事をしていて、

「めちゃくちゃ嫌なお客さん」
に遭遇したとします。

すごいクレームを言ってきたり、
ムカつく態度で接してきたり。

たぶん、多くの人は「怒り」や「悲しみ」
「不安」、「恐怖」などのネガティブな感情
を持つと思います。

しかし、そこで、一歩立ち止まって
感謝することができたら、

こうしたネガティブ感情は
フーッと消えてなくなってしまいます。
(本気で感謝できた場合だけですが!)

例えばですが、

  • 数ある同業者の中から自分を選んでくれたこと
  • 自分の至らない点に気づかせてくれたこと
  • 自分を向上させるキッカケをくれたこと


などについて感謝できるかもしれません。

ネガティブ感情というのは、
往々にして

自分視点の視野の狭いもの

だったりします。

人間というのはだいたい利己的なもので、

自分が世界の中心にいて、世界は自分を
中心に回っていると思いがちです。

しかし、「感謝」という自分視点から
離れる抽象度の高い視点で世界を見る
ことでたいていのネガティブな感情は

「的外れなもの」

だということに気付くものです。

 

2、ポジティブ感情の増幅

感謝という感情は
ポジティブな感情をブーストします。

例えば、

「楽しい」という感情を同じくらい
感じている人が二人いたとして、

Aさん →   ”楽しい”のみ
Bさん →   ”楽しい”+”感謝”

となった場合は、

元の”楽しい”の強さは同じでも、

発生するポジティブな感情の「総量」
は圧倒的にBさんの方が多いでしょう。

そのためすごく単純な話として、
感謝できる人は、すごく得します。

なんでも使えるのですが、

 

  • 楽しいことができていることに感謝
  • 嬉しいことがあったことに感謝
  • 美味しいものが食べられていることに感謝

 

という感じで、

既に良い気分であるものが、
感謝できたらさらに強まるのです。

ある種の「感情ドーピング」
みたいなものです。

この逆になるのが、

今感じているポジティブなものを
「当たり前」として受け取ることです。

人間、”当たり前”と思った瞬間に全てに
感謝できなくなります。


例えば、私たちは日々

  • 健康に生きていられること
  • 平和な暮らしが守られていること
  • 世界最高水準の社会インフラが整っていること
  • 職業などを自由に選択できること


などを「当たり前のこと」として
受け取っている場合が多いと思います。

でも、よくよく考えてみれば分かりますが

私たちが「当たり前」と思っているものは、
実は当たり前のものじゃなかったりします。

生まれる時代、生まれる国が
ほんのちょっと違っただけで

「とても有難いこと」

ということはいっぱいあるからです。

こう言うと屁理屈、綺麗事に聞こえる
方もいるかもしれませんが、
(私はそう思っていました!)

少なくとも、目の前にあることに
感謝できることが多ければ多いほどに、

「幸せな人生」

を送りやすいことだけは
間違いないかと思います。

感謝をできない人 = すぐに不平不満を持つ人

という明らかな傾向があるからです。

 

3、人から好かれる人になる

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感謝の感情をうまく使いこなせている人は
人から好かれます。


人間の基本的な行動原則として
「快楽原則」というものがあります。

それは、

・快いもの、楽しいものを求め
・不快なものを避ける

ということです。

感謝の感情で生きている人は
「一緒にいて気持ちが良い」です。

逆に、

・不平不満の感情で生きている人
・恐怖や不安の感情で生きている人
・嫉妬や羨望の感情で生きている人

たぶん、こういう人と一緒にいて
「ああ〜気持ち良いな〜」

と思う人は少ないはずです。


なので、

「人が離れていく」

という自然な結果になります。

友人関係でも家族関係でもそうですし、

ましてや利害関係である「ビジネス」など
においてはすごく分かりやすく出ます。

感謝という感情で生きている人、企業
にはどんどん人が寄ってきます。

逆に、

不平・不満という感情で生きている人
のもとへは人が寄り付きません。

 

感謝は”不自然”な感情


では、どうしたら感謝できる人になるのか?
という話なのですが、

まず理解すべき点としては、
 

感謝という感情は人間だけが持っている、
ある意味で不自然なものだということです。

例えば犬や猫でも、喜びとか恐怖などの
感情は明らかに感じています。

しかし、感謝という感情は
犬や猫には存在しない感情なのです。

 

同様に人間であっても、まだ幼い子供などは
感謝という感情を知りません。

感謝という感情は、親や先生、人生の先輩などから
教えてもらい、かつある程度の人生経験を通して
徐々に培っていくようなものです。

そのため、

感謝と言う感情をどれだけ感じられるか?

はある種の、「筋力」のようなものでもあり
「筋トレ」が必要です。

人によってこの感謝する神経がすごく発達
している人もいればものすごく鈍い人もいます。
 
これは必ずしも年齢に比例するものでもなく、

10代の若者であってもこの感謝という
筋力がものすごく発達している人もいれば、

中年以上の人でも全く感謝の筋力が発達しておらず
常に不平不満を抱えて生きているような人もいるわけです。

 

感謝という感情は、

「ほっといたら勝手に発生するもの」

ではなく、

自分で意識的に鍛えたり、発動させたりする必要が
ある感情だと言えると思います。


非常に高度で尊い感情ですね。
 

感謝の筋肉を鍛える方法

 

最後にどうやって鍛えるか?です。


この「感謝」という筋肉が弱い!鍛えたい!
という課題を感じてから、 

私がやっているルーティーンがあるのですが、
それは「六方拝」というものです。

もともとは、お釈迦さまの教えだと
言われています。

どういうものか?というと、

東・西・南・北・天・地という6つの方角
に向けて、それぞれ感謝できることを
”意識的”に考えて、感謝するという方法です。
(感謝は無意識にやってきません!)

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本当は、朝起きた時、夜寝る前に
それぞれの方角にお辞儀をしながら
やるらしいのですが、

私は面倒臭くてやらなくなりそうなので
夜寝る前に布団に入ったらやっています。

布団の中で、それぞれの方角について1個ずつ
感謝すべき人や対象を考えながら

感謝できること

探して、一つずつ、心の中で
「有り難うございます」と唱えていきます。

例えば、

東 → 母親に感謝
西 →   妻へ感謝
南 →   高校時代の恩師へ感謝
北 →   小学生の頃の親友に感謝
天 → 地球に感謝
地 → 今日食べたものに感謝

みたいな感じです。

毎日やっていると、

違う人物や、違う感謝ポイントが
出てくると思います。

私はやり始めてまだそんなに時間が
経っていませんが、

今まで気づかなかったような
感謝ポイントに気付いたり、

色々な人に助けられてきて今があることを
実感しやすくなりましたね。

こちらの本で紹介されていて知ったのですが、
非常にパワフルなワークだと思います。

  

天運の法則

天運の法則

  • 作者:西田 文郎
  • 発売日: 2017/04/13
  • メディア: 単行本
 

 

まとめ:感謝は人の為ならず!


というわけで、今日は「感謝」の
パワーについて書いてみました!

「情けは人の為ならず」という言葉が
ありますが、

感謝についても同様のことが
言えるんじゃないかな?と思います。

感謝して得するのは誰よりも本人ですね。

感謝すれば、

  • 嫌なこともプラスなことに転換され
  • 嬉しいことはさらに嬉しくなり
  • 良い波動が自分から出るようになる


ということで、
マイナスが全く見当たりません!
 
まあ、私自身、ずっと感謝なんかとは
縁遠い人生を送ってきましたので

偉そうに言える話ではないのですが・・・

ようやくこの年になってその重要性に
気付くことができましたのでこれからは

「感謝筋(かんしゃきん)」

を鍛えていきたいな〜と思っています。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました!


今日は以上です!