ぷれぜん仙人です、
今日は『7つの習慣』完全マスターシリーズ
の続編、第4弾になります!
このシリーズ、かなり気合入れて書いてますが、
ようやく折り返しです!
Win-Winなんて大学生でも使ってるくらい
有名な言葉になってますが、、、
めちゃくちゃく深い!
私もこうしてまとめてみると、
全然、浅い、浅い理解だったな〜と
痛感しました。
たぶん、みんな言葉だけ使っているけど
中身を理解していない人多そうです・・・。
というわけで、
第4の習慣「Win-Winを考える」を徹底解説
& マスターするためのアファメーションを
お伝えしていきます!
これまでの復習&全体像
第4の習慣からは「公的成功」
に入っていきます。
1〜3の習慣は「私的成功」でした。
厳しい言い方をすれば、、、
人に依存するダメダメ君が、
1、自立して、自分に責任を持ち(第1の習慣)
2、自分の望む方向性を自分で描き(第2の習慣)
3、自分を律しながら日々、進んでいく(第3の習慣)
マトモな自立した人になるステップ
が1〜3の私的成功になります。
(この時点でかなりハードル高い!)
ここからは、他者との関わりで
相乗効果を発揮していくための習慣
(1+1が2じゃない世界!)
になります。
で、コヴィー博士が強調しているのは、
「私的成功は公的成功に先立つ」
というところです。
わかりやすく言えば、
・歩けない人が、走れない
・文字を読めない人が、書けない
・数学できない人が、物理学を学べない
みたいな関係でしょうか。
”自立した大人同士”のみが
第4の習慣以降は対象になるということ。
自立できていない人に相互依存なんて
世界は開かれない、ということです。
全体像、第4の習慣の立ち位置
を整理するとこんな感じです!
つまり、
・主体性がない人(第1の習慣NG)
・セルフリーダーシップがない人(第2の習慣NG)
・セルフマネジメントできない人(第3の習慣NG)
は、自立できていない人なので、、、
公的成功の世界には行けません!
という厳しい話になってきます!
で、この公的成功の土台になるのが、
このWin-Winという考え方になります。
7つの習慣は「ジェンガ」みたいなものですね。
下の土台が崩れると、上も同時に崩れる、
仕組みになっているようです。
信頼残高という超・重要概念
第4の習慣以降では「信頼残高」
という概念がとても重要になります。
銀行にお金を預け入れたり、
引き出したりするように、
人間関係でも常にこの信頼残高を
増やしたり、減らしたりする行動があります。
信頼残高の大きさは重要です。
例えば、
”長年付き合いのある親友”
がちょっと失礼な態度をとってきても
笑って許せるかもしれません。
でも、
初対面の人にそれをやられたら、
「なんだ、こいつ!」
と怒ってしまうかもしれません。
信頼残高の大きさが違うからです。
信頼残高は効果的な人間関係を作り、
維持していくために最重要の概念です。
信頼残高はちょっとした行動で、
増えたり減ったりし続けています。
例えば、こんな感じ。
中でも重要なのは「相手を理解する」です。
人それぞれ、価値観や、
重要視しているものがあります。
ある人にとっては、
「時間を守らない」はクリティカルな
裏切り行為になるかもしれません。
でも、別の人にとっては、
「まあ、いいよ」で終わりになる
ことかもしれないのです。
言葉や行動も重要ですね。
口ばっかりで行動で示せない人、
約束を守らない人、
やらかしてしまった時に
心からの謝罪ができない人
こういう人を”成熟した大人”
として信頼することはありません。
信頼無くして、相互依存は無し
ですね。
繰り返しになりますが、1〜3の習慣の土台
が無いと、Win-Winは成立しません!
第4の習慣「Win-Winを考える」の概要
第4の習慣を一言で言うと、、、
「ハッピーを最大化しよう!」
という感じです。
人間関係で生じる取引には、
以下の6つのパラダイムがあります。
「取引」というとビジネスライク
な響きがしますが、
例えば、
・友達とご飯を食べにいく店を決める
・家族で今日見る映画を決める
みたいなことも取引です。
6つのパラダイムはこんな感じです!
Win-Winのみがシナジー(1+1が2以上になる)
を生み出す取引である!
つまり、
生み出されるハッピーの大きさが最大!
ということ。
そして、
「長期的に継続が可能」なものはWin-Winのみ!
というのがコヴィー博士の結論です。
とはいえ、
「とにかくWin-Winを目指そう!」
と、話はそんなに簡単ではありません。
自分も相手も、
土台としての、人格(誠実、成熟、豊かさマインド)
があった上で深い信頼に基づく関係を築き上げていく
のがこの第4の習慣以降の話です。
表面的な上っ面のコミュニケーション術
として「Win-Winを考えましょう♪」
みたいな軽い話じゃ〜ない、
ということですね。
なので、
時には、Win-Win以外の選択を取ることも必要ですし、
ビジネスにおけるパートナーシップなどでは、
”阿吽の呼吸”みたいなものだけでなく、
「実行協定」のような書面での覚書も必要、
ということが伝えられています!
第4の習慣「Win-Winを考える」のアファメーション
前回までと同様ですが、
この第4の習慣をマスターするための
エッセンスを私がピックアップして、
「アファメーション化」してみました。
他の習慣もそうですが、「知っているだけの状態」
はハッキリ言ってあまり意味がありません。
本気でマスターしたければ、
何度も何度も繰り返し復習して、
自分の血肉に変える必要があります。
オススメなのが、アファメーションです。
自分の血肉となるまで、何回も唱えて頂ければ、
「認知的不協和」が自分の中で起きて、
次第に行動が変わってくると思います!
ぜひ、お試しください!
(1)Win-Winの考え方
私は、すべての人間関係において、お互いの利益、満足できる結果を目指すWin-Winの考え方を大切にしている。
私は人生は、“競争の場”ではなく、“協力の場”であることを確信しているので、粘り強く、全員が満足できる方法を探すことができる。
この考え方によって、全員が利益を得て、満足できる結果が生み出されるので、私はどんどん人間関係が良好になっていて嬉しい。
win winの考え方を持つ上では、
「パラダイム」がとても重要です。
人生を”競争の場”として捉えている人は、
Win-Lose(自分が勝って、相手が負ける)
の取引を求めてしまいます。
相手が勝つという事は自分の利益が減る、
と考えてしまうからです。
”協力の場”というパラダイムが重要ですね。
Win-Winの人間関係を構築することによって、
参加者全員が、受け取る利益が増える!
と確信できているか?が重要です。
(2)No-Dealの選択肢
私は、勇気と思いやりをもって人間関係を構築することができている。
可能な限り、相手との間にWin-Winを選択できるように努めているが、お互いにメリットのある解決策が見つけられない場合は、「合意しない」ことに合意することもできる。
こうして、時には勇気をもって「No-Deal」を選択できるので、私はどんどん良好な人間関係を増やすことができて日々が充実している。
原則としては、Win-Winのみが
長期的に持続可能な唯一の人間関係です。
しかし、このWin-Winが実現できないケースが
あるのも事実。
そうした場合は、「取引をしない」選択肢
も考える必要があります。
この場合は「勇気と思いやり」の両方が
必要になってきます!
惰性で関係を続けてLose-Loseになっている人、
とかもいるので、それならNo-Dealを選んだ方が
良いですね。
(3)適切な選択
私は、人間関係には6つのパラダイムがあることを理解している。
どのパラダイムが正しいか?は「ケース・バイ・ケース」であり、私は状況を正しく読み取り、時と場合に応じて適切なパラダイムを選択することができる。
私は長期的な視点を常に忘れず、原則としてのWin-Winを目指しながらも、時にはそれ以外の最良の選択を選択できるので、満足感を感じることができて嬉しい。
すべての取引においてWin-Winが適切か?
というとそうではありません。
例えば、夫婦関係でも、友人関係でも
「ときには自分が折れる」
ということが必要な場合は必ずあります。
また、緊急の事態であり、
「何が何でも自分が勝たないといけない!」
ということがあるのも事実です 。
コヴィー博士が強調しているのは、
「信頼残高の預け入れが十分にあるか?」です。
夫婦関係などで、十分な信頼残高がないにもかかわらず、
Win-Loseの取引などを強引に行ってしまうと、
それがきっかけで破綻につながることがあり得ます。
重要なのは普段からの人間関係、信頼残高
を大切にしておくことかと思います!
(4)誠実・成熟
私は、Win-Winの関係性を他者と築き上げていく上では、自らの人格が土台となることを理解している。
”誠実”は私に約束を守る力、自分の奥深くの価値観に基づく「本当のWin」を教えてくれる。
”成熟”は相手の考え方、感情に配慮した上で自分の意見を伝える力を与えてくれる。
こうして私は人格を土台とした信頼関係を他者と構築することができるので、人生がどんどん豊かになって嬉しい。
誠実と成熟はWin-Winの土台、という話。
人格が伴っていないのに、小手先のテクニックでWin-Win
を築く事ができないのは重要なポイントかと思います。
テクニックだけをセミナーなどで学んで使っている人、
人格が伴っていない人だと、一見Win-Winっぽく見えても
「なんか胡散臭い」
と感じたりすることがあります。
そういうのは遅かれ早かれバレます。笑
やはり本質は人格ですね。土台を強固にしましょう!
(5)豊かさマインド
私は、“豊かさマインド”に基づく世界観でこの世界を見ている。
私は、他者の成功を妬んだり、不幸を望んだりする行為は”欠乏マインド”から生ずるものであり、「この世には全ての人に行き渡るだけの十分な豊かさがある」と確信している。
私は、内面の奥深くにある自尊心、心の安定を獲得することができているので、日々を豊かな気持ちで過ごすことができて嬉しい。
豊かさマインドも、Win-Winの土台になります。
欠乏マインドの人は、自分以外の人が得をすれば
自分の得が減ってしまうと考えてしまいます。
(いますよね、そういう人!)
友人がお金持ちになっても、
友人が結婚しても、
友人が仕事で成功しても、
自分の豊かさは減りません。
妬む、恨む意味はゼロなわけです。
競争ではなく協力、欠乏ではなく豊かさ、
というパラダイムシフトが必要ですね。
残念ですが相手が欠乏マインドだな、
と感じた場合はNo-Dealも選択肢ですね。
(6)信頼関係の構築
私は、信頼に基づいたWin-Winの人間関係を様々な人と構築することができている。
私は礼儀・礼節を大切にし、自分が関係する人に敬意を払い、意見を尊重することで信頼残高を増やしていくことが習慣になっている。
こうして、私は本気でWin-Winを目指せる人間関係を築き上げることができるので、自分1人では決してなし得ない大きな成功に向けて、協力して進んでいくことができていて嬉しい。
人間関係は全て「信頼残高」が基礎となります。
そしてこの信頼残高を積み上げるためには、
人としての基本的な礼儀、礼節、
その人に対する敬意などが欠かせません。
覚えておくべきポイントしては、
人間は、自分が人から無礼な態度を受けた時は
とても敏感にわかりますが、
人に対して無礼な態度をしてしまった時は
案外、気づかないものです。
相手の反応を敏感に察知するレーダーが
必要ですね。
「アレ?今、一瞬、ピクッとなったかも」
みたいな。笑
なかなか難しいことではありますが、
人生、「一事が万事」なので、
普段からどんな人にも礼儀・礼節を尽くす
というのは重要な気がします!
(7)Win-Win実行協定
私は、大切なパートナーとの間にWin-Win実行協定を結び、効果的なパートナーシップを継続することができている。
私は、手段ではなく、結果に着目し、大きな相乗効果を生み出すことができる。
私は、この実行協定は単なる表面的なテクニックではなく、ベースにあるのは、誠実さ、信頼関係であることを理解しているので、日々この基礎を強化することに取り組んでいる。
このパートナーシップを通して、ひとりでは実現不可能な大きな結果を生み出せているので、私は日々、達成感と幸福感を感じている。
これはおそらく多くの日本人にとっては、
「西洋文化的な感覚」を感じるかもしれません。
契約文化、みたいな感じですね。
阿吽の呼吸で、空気を読んで・・・という
日本人の感覚から言えば、
書面に落とし込んだ実行協定を作るのは
ちょっと無機質、ドライな感じがします。
しかし、私の体験でもこういう事は
特にビジネスなどでは重要なのかな?
と感じたりします。
人間は常に感情も変わりますし、
考えていること、物事の優先順位なども
変わるものです。
長期的にWin-Winのパートナーシップ
を維持していくためには、
書面で大切にすべきものを残しておいて、
時折振り返る機会を設けるというのも
大事だと感じています。
今日のまとめ
というわけで「Win-Winを考える」でした!
すごく、気軽に使われる言葉ですが、
実際はすごく重いし、難しいですね。
勘違いしている人は、
安っぽいビジネステクニック
みたいに考えていそうですが、
そんな生易しいものではない、
と改めて痛感しました!
こちらの内容もYouTubeに音源化して
アップしていきますのでご活用ください!
【7つの習慣】第4の習慣「Win-Winを考える」をマスターするアファメーション音源(聴いているだけで自然と学べる”自己洗脳”プログラム!)
次回は第5の習慣になります!
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ぷれぜん仙人