ぷれぜん仙人です、
『7つの習慣』完全マスターシリーズ
今日は、第3の習慣
「最優先事項を優先する」
マネジメントのお話です。
前回、第2の習慣は
リーダーシップの話でした。
【7つの習慣】第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」をマスターする!
自分の行き先、目的地、方向性などを決める
とても重要な習慣ですね。
今回は第3の習慣、マネジメントですが、
まず、第2の習慣が優先されます。
目的地が間違っている状態で、
効率的なマネジメントをしても
全く、意味がないからです。
この第3の習慣は、
第1の習慣で学んだ「主体性」
第2の習慣で学んだ「リーダーシップ」
が前提となる話になりますのでそこを
ご注意ください!
なお、
こちらの記事はシリーズものになっていますので、
こちらの記事は初めて読んでいただいてる方は
最初にこちらから読んでいただくと
良いかと思います!
というわけで、
前回までの記事を読んで頂いている、
という前提で話を進めますが、
最初にちょっと補足しておきます!
”認知的不協和”を利用した学習方法
このシリーズは『7つの習慣』のエッセンスを
私が「アファメーション化」してお届けしています。
この目的部分について補足ですが、
このアファメーションと言う技術は、意図的に
自分自身の中に認知的不協和を作り出す技術です。
認知的不協和とは、
簡単に言うと、
「思考と行動が合っていない状態」です。
例えば、「頭ではタバコは悪いものと思っている」
でも、「日々、タバコを吸っている」
みたいな状態です。
この状態になると、
人間は気持ち悪い、不快なので、どちらかを
訂正することになります。
タバコを吸っても健康に長生きする人もいる!
→思考を行動に合わせる
タバコなんて吸ってたら死ぬからやめよう!
→行動を思考に合わせる
みたいな感じで、
自分の中で矛盾を解消します。
このアファメーションもそれが狙いでして、
毎日このアファメーションを聞いていると、
「思考と行動が合っていない状態」
が気持ち悪くなってきます。
例えば、第2の習慣では、
「私はミッションステートメントを書いて、
日々読み返すことを習慣にしています!」
というアファメーションが入っていますが、
実際には、あなたはミッションステートメント
何か作ってもいないかもしれません。
でも、
これを日々唱えていると、アファメーションの方は
「固定」されていて変わりませんので、
いつしか行動を思考に合わせざるを得なくなる・・・
という効果があります。
『7つの習慣』はとてもパワフルな知識で
溢れた凄まじい本ですが、
なかなか一読しただけでは行動は変わりませんので、
アファメーション化して繰り返し、
自分の潜在意識に植え付けて、行動を変えていこう!
というコンセプトのシリーズになっています。
(最初に解説すれば良かったですが!)
それではさっそく
第3の習慣、スタートします!
第3の習慣「最優先事項を優先する」の概要
第3の習慣を一言で言い表すとしたら、
「重要なことに集中しろ!!」
という感じですね。
第3の習慣はマネジメントに関する習慣。
つまり、
自分自身の人生の時間を何に振り分けるか?
というテーマに関する内容です。
第3の習慣では、
有名な「時間管理のマトリックス」
が出てきます。
超簡単に解説しますと、
第1領域 → ここを出来る限り減らす!
第2領域 → これこそが人生で成功する秘訣!
という感じです。
私たちは日々、緊急性の高い事柄に
時間をとられてしまいます。
なぜなら緊急の用事は目に見えるけど、
緊急でない、しかし重要な第二領域の活動は
目に見えないからです。
そして緊急の用事の中には、
楽しいこと、簡単にできること、
面白い事がたくさんある、、、のも特徴です。
緊急性の高いことを日々やってたら、
「何となく人生、充実している気がする!」
という感じがあるのです。
私たちはこうした緊急性の高い用事に
”自動的に反応”しながら、
日々を過ごしてしまいがちです。
緊急ではないが重要であること=第2領域の活動
を実行するためには、
第1の習慣で学んだ、「率先力と主体性」、
第2の習慣で学んだ、「自分の望むビジョン」
が前提、土台となるのはそのためですね。
この第1〜2の習慣の土台ができた上で、
第3の習慣で「重要なことに日々、集中して生きる!」
ことができれば、「私的成功が実現する!」
というのは、
ある意味「そりゃそうですよね」
という感じですね。
第3の習慣「最優先事項を優先する」のアファメーション
前回までと同様ですが、
この第3の習慣をマスターするための
エッセンスを私がピックアップして、
「アファメーション化」してみました。
自分の血肉となるまで、何回も唱えて頂ければ、
「認知的不協和」が自分の中で起きて、
次第に行動が変わってくると思います!
ぜひ、お試しください!
(1)マネジメント
私は、日々、自分の時間を自らのビジョンを形あるものに変えるため有効に使う事ができている。
朝起きてから寝るまでの時間を、効率的に、効果的に活用することができる。
私は、タスクを細かく分割し、分析し、順序立てて、効率的に実行することができるので、日々ビジョンの実現に向かって着実に前進することができて嬉しい。
第2の習慣が「知的創造」の習慣であり、
第3の習慣は「物的創造」になります。
どんなに崇高なビジョンを思い描いていたとしても、
現実世界にそのビジョンを出現させるためには、
日々、一歩一歩、着実な行動を
していく必要があります。
そのためには、タスクを細かく分割して
日々少しずつ積み上げていくことが重要ですね。
地味ですが、大きな成功は地道な積み上げが
作りますので、めちゃくちゃ重要です!
(2)第2領域の活動をしているか?
私は、定期的に「現在は行っていないが、日頃から行っていれば、自分の人生をポジティブな方向に導く活動はなんだろうか?」と自問している。
この質問の答えこそが、第2領域、緊急性は低いが重要な活動である。
私はこの質問を定期的に思い出すことで、本来行うべき重要な活動に意識を向けることができる。
こうして、毎日の時間の使い方がどんどん生産的になっているのがとても嬉しい。
これは第3の習慣の冒頭で、コヴィー博士から
問い掛けられている重要な質問です。
私たちの人生が好転していかない理由は、
ここで問われている
「現在行っていないが、日頃から行っていれば、
自分の人生をポジティブな方向に導く活動」
をやっていないから、と言えます。
どうしても私たちは日々の忙しさの中で、
第1領域に時間を使ってしまいがちです。
しかしそのままでは、現在の延長線上の
人生になってしまいます。
定期的にこの質問を自分にすることによって、
昨日までは行っていなかったが重要な活動
を自分に考えさせるきっかけになると思います。
(3)意志の力
私は、強靭な意志の力を持っていて、日々、それを活用することができている。
私は、日々の活動の中で、自分に約束をし、 それを誠実に守ることができる。
こうした「言行一致」の習慣により、自分との約束を確実に実行することができるので、私は少しずつ、自分の目指すビジョンに近づいていくことができて、とても嬉しい。
これはめちゃくちゃ重要なポイントですね。
「ローマは1日にしてならず」
「千里の道も一歩から」
とはよく言いますが、
ビジョンを実現するためには、
日々地道な活動を継続できるかどうか?
が肝です。
私たちは弱い生き物であり、
自分で○○を達成したい!と思っていても、
「また今度にしよう」
「今日は疲れているから明日でいいか」
みたいな感じで自分との約束を
守れないものです。
日々、自分との約束を着実に守っていけば、
目的地にはいつか辿り着きます!
意志の力を使って、
言行一致させていきましょう!
(4)第2領域への集中
私は、効果的なマネジメントとは、「最優先事項を優先する」ことであると強く理解している。
私は、1日の時間を第2領域の活動(緊急ではないが、重要性が高い活動)に集中することができている。 そして、私は、重要度とは「結果」で測られるものであることを理解している。
こうした日々の「種まき」のおかげで、第1領域の活動(緊急で重要な活動)が日々、減ってきているので人生がますます充実して嬉しい。
第3の習慣で1番重要な
ポイントだと思います。
「最優先事項」という言葉を聞いて、
普通、私たちがイメージするのは
「緊急性の高い用事」だったりします。
とにかく、私たちは日々、
第1領域の活動で忙しいです。
しかし、人生で成功したければ
第2領域にどれだけ時間を使えるか?
というのがポイントになります。
そして、
コヴィー博士が強調している
ポイントとしては、
第2領域の活動を行っていないから、
第1領域の必要性が生じてくる!
があります。
例えばフリーランスで言えば、
日々の生活費を稼ぐ、お客さんに営業をする
などは 第1領域の活動ですが、
・動画コンテンツを作って販売する
・集客のための情報発信をする
などの第2領域の活動をしていれば、
これらの活動が必要なくなったりもします。
(5)NOと言う力
私は、重要ではない事柄に「NO」と言える 意志の強さを身につけている。
人生は時間でできているので、自分のビジョン実現に向けて、重要でない事柄を行っている 時間はないことを強く認識している。
私は激しく燃える情熱を伴った「YES」を持っているために、自信を持って「NO」を伝えることができる。
こうして日々がどんどん生産的になっていくので、毎日が充実していて嬉しい。
すごく重要なポイントです。
私たちは放っておくと、
他の人から新しい用事や、
時間を使わなければいけない事柄
が降ってきて、巻き込まれていきます。
ここでNOと言えない人は、
自分の人生ではなく、
他人の人生を生きることになりがちです。
コヴィー博士が強調しているのが、
強いNOを言えるためには、
強烈なYESが自分の中になければならない、
という点です。
確かに、成功者ほど自分の軸がはっきりしていて、
やることやらないことが明確な気がしますね!
(6)第4世代の時間管理
私は、原則中心の生き方をすることができている。
自分で作ったスケジュールに縛られることなく、突発的な事態にも、心穏やかに、柔軟に対応することができる。
私は、人に使う時間は「効率」の観点では測れないことを強く理解しているので、「効果」を意識して人と接している。
こうして、大切な人との信頼関係が日々、強くなっていっていることがとても嬉しい。
第3の習慣では、
第1世代から第4世代までの時間管理の特徴、
問題点が説明されています。
結論としては、「第4世代の時間管理」
を行っていこうね!になるのですが、
ポイントとしては、
2、良心に導かれているか?
3、自分のミッションに基づいているか?
4、様々な役割、バランスを意識しているか?
5、1週間単位でのスケジューリング
などになります。
重要な点としては、「人間関係」は効率重視
だとヤバいことになるよ!
という点です。
例えば、夫婦喧嘩があった時に
「第1領域の活動だから10分で解決しよう」
とかやったら、終了です・・・。
気をつけましょう!
(7)人に仕事をお願いする
私は、自分以外の人と信頼関係を作り出し、 仕事をお願いすることができている。
私はその仕事に細かな口出しをすることはなく、望む結果を明確にし、手段については相手に自由にお任せすることで、高い成果を生み出すことができる。
私はこうした信頼の持つ力を活用することで、日々の時間の使い方がどんどん向上しているので嬉しい。
何でもかんでも、自分でやる必要は無い、
上手に人にお願いしましょう!
という事ですね。
特に、自分が苦手な事を自分で抱えてしまうと
大変なことになります。
サラリーマンも、フリーランスも、
経営者の人も、
人に”上手にお願いするスキル”
はとても大事なものですね。
これは第4の習慣からの”公的成功”の
話にもなっていきますが、
第3の習慣:マネジメントの観点でも
重要ですね。
重要なことに集中するためには、
自分でやるべきでないことを人に
お願いするのは必須です。
私はこの人に頼る力が低くて、
よく自分で抱えてしまうので、、、
反省したいと思いました。
今日のまとめ:重要なことにフォーカスしよう!
というわけで第3の習慣でした!
結論としては、「緊急性よりも重要性を意識せよ!」
というのがコヴィー博士のメッセージです。
うっかりしていると、私たちは緊急性ばかりに
追いかけ回されていますので、気をつけましょう!
重要なポイントの復習です!
という感じですね。
こうしてブログに書いてみると、
自分の理解の浅さ、行動ができていな事
などが痛感できて勉強になりますね。
『7つの習慣』、奥が深いです!
また次回お楽しみにしてください。
第4の習慣からは「公的成功」に突入します!
今日は以上です!
ぷれぜん仙人
今日お伝えしたアファメーションを聞き流し
できる動画を作りました!
朝、着替えなどをしながら聞いて頂ければ、
自然に内容が学べると思います!