ぷれぜん仙人のブログ

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完璧主義という悪魔の呪い【人生、かなり、損します!】

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ぷれぜん仙人です、

今日は”完璧主義”について考えてみます!

私自身への反省録でもあり、自己ディスり記事
でもあります。

結論ですが、完璧主義は
悪魔の呪い、成功を阻む呪縛です。

この完璧主義と言う呪いに蝕まれてしまうと、

・行動ができなくなり
・学習の機会をなくし
・チャンスを逃し
・セルフイメージが下がり

などなど。

ハッキリ言って、ロクなことがありません。

私自身がこの呪縛にけっこうやられてきまして、、、
恐ろしい呪いだなと、改めて感じています。

卑近な例で恐縮ですが、私のこのブログも
スタートしたのは2013年でした。

しかし今年に入るまでは、たいした更新もされずに
野放しになってきたと言う現状がありました。

その大きな理由が、
「完璧主義」にあったと私は感じています。


ブログを書いていると、

・こんな記事に価値はない!

・こんなクオリティならリリースしたくない!

・そもそも、自分に書けるネタなんか何もない!


という自分の脳内評論が出てきてしまい、
書くのが楽しくない、辛い、やりたくない、、、

という感じで書けなくなってしまったのです。

他にも、この「完璧主義」という呪いのせいで、
今までどれだけのチャンスを棒に振ってきたのか?

と強い後悔を感じている今日この頃です。。。

 

完璧なんてものは幻想、自己満足

 

そもそも「完璧」って何でしょうか?

ちょっと考えてみれば分かることですが、
完璧なんてものはこの世に存在しない幻です。

人によって何を良しとして、
何をダメとするかは変わります。

時代によっても変わります。

同じ人物の中でも、半年前に良いと
思っていたものが今はダメ!
なんて事は平気で起こります。

逆に、数年前までは全く評価していなかったものが、
パラダイムや世界観などが変わることによって
急に評価が高くなったりすることもあり得ます。

完璧主義者というのは、ありもしない幻
一生懸命追いかけては、

その呪縛にはまってしまっている人なのです。

 

”完璧主義”というワードが良くない

 

そもそも、この”完璧主義”というワードが
良くない気がしています。

話がちょっとずれますが、

私は糖尿病と言う病名も
良くない気がしています。

何か実際の病気の恐ろしさに比べて、
ネーミングが醸し出す雰囲気が
あんまり恐ろしそうじゃなくないですか?
(癌とか、心筋梗塞とか怖いのに比べて)

糖尿病を簡単に考えてしまっている人
がけっこう多いのは、

このネーミングにも原因があると思います。
(「膵臓不全」とか言われた方が怖いです!)

これと同様に、

完璧主義者っていうのも、実態に比べて
ネーミングが”かっこよすぎる”気がしています。

完璧主義者って響きは、

崇高な理想を追いかける孤高の存在

みたいな感じがしませんか?

実際は、世の中にたくさんいる多くの「完璧主義者」
はそんなかっこいいもんじゃないと思うんですよね。

例えば、完璧主義者の類義語
私がチョイスするならこんな感じだと思うんですよ。 

 

完璧主義者の類義語  ・チキン野郎
・自己満乙
・ノロマ
・口だけ番長


こんなワードの方が実態を表している気がします。

これ、良いですね。笑

これから完璧主義に陥っている!と
思ったら、

自分を 「あ、今、チキン野郎になっている!」
と評価したらちょっと気分が変わる気がします。

やばい!まずい!という気持ちに
ならないといけないので。。。

成功者に完璧主義者はいない

 

世の中で成功している人は、
だいたい、これと逆ですね。

みんな、

勇気を持って、市場の洗礼を受け、
スピーディーに動ける人


が大体、成功しているわけです。

 

例えば、、、

 

「完璧な商品ができたら発売します」

「完璧なプレーができたら試合に出ます」

「完璧な演奏ができたらステージに立ちます」

「完璧な動画ができたらYouTubeアップします」


とか、あり得ないわけでして。

こんなのはただの、傷付くのが怖い
チキン野郎に過ぎないわけです。

成功している人って、
みんな、多かれ少なかれ、

完璧とは程遠いものを世に出して、

恥をかいて、失敗をして、罵倒されて、
それでもやり続けて、改善し続けて、、、

結果的に、成功している人なんですよね。

言わば、

”完璧じゃない主義”、”行動優先主義”

の人の方が圧倒的に成功しやすいのが
この人生ゲームのルールだと認めざるを得ません。

 

完璧主義のデメリット


というわけで、完璧主義者になると
成功からどんどん遠のいていきます。

完璧主義者に陥ると明らかに不利ですね。

私が思うに、少なくともこういう
デメリットがあると思います。
 

チャンスの女神に嫌われる

 

完璧主義の人は、
とにかく行動スピードが遅いです。

例えば何か商品を作るとします。

で、

80点とか90点にならないと
リリースできない!と思っている間に、

平気で半年、1年が過ぎて行きます。


下手すると2年、3年が過ぎ去ります。
(はい、私のことです。)

その間に、ライバルが同じような商品を
50点、60点でリリースし、

しかも、

しっかりとしたフィードバックを
受けながら改良していったらどうでしょうか?

自分が得られるはずだった果実は、
すべてライバルのものとなり、

自分に残っているのは、

「あー、あん時やってりゃ良かった・・・」

という情けない後悔だけです。

 

関連記事   チャンスをものにできる人の特徴【”チャンスの女神”を抱きしめて離さない!】

 

失敗という最高の学習体験の喪失

 

人間は、基本的に成功から
あまり学べる事はありません。

成功は大概、あー良かった♪
でおしまいです。

しかし失敗というのは、時に
「生命の危険」を感じることがあるので
学びが深いのです。

例えば、私は株式投資をやっていますが、
過去にうまくいったトレードよりも、
シャレにならない恐怖を感じた失敗体験の方が

よほど大きな学びを得ることができました。

ビジネスでもこれは一緒です。

確かにお客さんから良い評価を
いただいたら気分も良いですし
嬉しい気持ちにはなります。

しかし、そこから何か大きな学びがあるかと
いうとあんまりなかったりもします。

一方で、

・こんな行動をしたら大怪我をした!
・大クレームに発展した!

といった失敗経験は、

めちゃくちゃ大きな学び
を与えてくれます。

2度とするか!という悔しい気持ち、
情けない気持ちが強烈に記憶に残るからですね。

 

フィードバックを得る機会が激減する

 

何かを改善していく最良の方法は、

自分以外の人からフィードバックをたくさん受けて、
その情報をもとに改善していく方法です。

自分自身ではどんなに客観的になろうとしても、
多角的に物事を見ようとしても、

結局は、己の偏った視点でものを見がちです。

それを突破していく方法は、

”他者評価”という勇者だけが得られる
厳しい現実によって己を鍛えていくしか
ないのだと思います。


で、

完璧主義(チキン野郎)が1回行動している内に、

成功者(勇者)は100回行動してたりします。

それによって、

「99回のフィードバック損失」

が起きています。 

 
人間の先天的な才能なんて大差ありません。

であれば、たくさんフィードバックもらった人
の方がどんどん磨かれていくのは間違いありません。

ブサイクな人がテレビで始めると、
「ちょっと良い顔」になってきますよね。

あれも、「人に見られる」というフィードバックに
よって磨かれていくからだと思うんですよね。

  

完璧主義を抜け出す処方箋


では、どうしたら、

完璧主義者(=チキン野郎)を
卒業できるのか?

というと、私は以下のように考えています!
 

1、世の中の現実をしっかり観察する

 

世の成功者をよくよく観察すると良いですね。

いかに世の中の人が、完璧ではないものを
どんどんリリースしているか?という事実を知る
だけで完璧主義の愚かさを痛切に理解可能です。

例えば何でも良いのですが、
YouTubeで今大きなポジションを持っている人、
Twitterで大きなポジションを持っている人

を見つけてその人が初期に
どんな発信をしていたか?
をチェックしてみると良いです。

まず間違いなく現在のその人が出している
「作品」のクオリティーとは

似てもにつかないほど低品質のもの
がリリースされていることに驚くでしょう。
 

関連記事 ライバルをリサーチする方法【先行しているライバルの過去を丸裸にしよう!】

 

 

2、自分で実体験を積む

 

”不完全なもの”をリリースしてみて
何が起こるか?

を自ら体験するのはすごく効果的ですね。

意外と自分で思っているようなことは
起こらない、むしろうまくいく!

みたいな体験を積むとどんどん
自信がついてきます。

私は独立して、初めて有料セミナーを
やった時に、「手元に何もない状態」
セールスをしました。

しかも、

そのセミナーの中で、
さらに起業塾のセールスをしました。

手元には不完全どころか、
「何もない状態」でした。

売れてからセミナーコンテンツ
を作っていました。


しかし、

そのアクションのおかげで
1年以上、毎月セミナーをするという
貴重な体験を得ることができました。

「案ずるより産むが易し」
と言う言葉があります。


意外と何とかなるもんだ!
という成功体験を積むと、

それ以降でも気軽に行動ができるように
なってくると思います。

 

3、まずは出すことを目的化する

 

完璧主義に陥らない最良の処方箋は、
「出すことを目的化してしまう」

ということだと思います。

例えば、こちらのブログは2月の末に
「毎日更新をしよう」と思い立ってから

今日で118日間、毎日ブログを更新し
リリースをしています。

この時に私の中で決めたことが

「質はどうでも良いから、とにかく毎日書く」

という絶対的なルールです。


自分の中にある完璧主義者(=チキン野郎)
を黙らせて、とにかく、毎日書いています。

この作戦は成功でした。

毎日書いていたら、そりゃ糞記事、
ゴミ記事が出てきますが、

じゃあ、週3の更新にしたらもっと
クオリティ上がるのか??

というと、私はNOだと思います。

たぶん、

週3どころか、過去のようにブログの
更新自体を辞めてしまっている可能性が大です。

とにかく、出し続ける。
その中で

「読まれた記事」「読まれている時間」
などをチェックしながら、
少しずつ改善してきたおかげで、

開始当初に比べるとクオリティも
上がってきた感じがあります。

 

今日のまとめ

 

というわけで、完璧主義という呪いに
かかってしまうと、人生本当に損します!

自分がうだうだと悩み、行動しないで、
脳内引きこもりを
している間に、

不完全な商品、不完全なアイデアを引っ提げた

勇者たちが、今日もどこかで行動しています。

本当は自分の方が優れているかもしれない、、、
でも、完璧主義のおかげで完全に負けるのです。

私は、この「完璧主義の呪い」によって

膨大な時間、チャンスを
ドブに捨ててきた後悔があります。

今後は、そういったことがないように、

思いついたら、即行動!!

で完璧主義という名のチキン野郎を
抹殺していこうと思います!


今日は以上です!


ぷれぜん仙人


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